常にハイビームで走ったらどうなる?

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ハイビームは視界を確保する有効な手段ですが、常用は危険です。対向車や前走車に眩しい光を浴びせ、運転を妨げ、事故リスクを高めます。道路交通法では減光義務が定められ、違反は反則金と点数の対象。安全運転のためにも、適切なライトの使用を心がけましょう。
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夜道は明るく照らしたいけど…ハイビームは危険信号?

夜のドライブ、視界が悪く不安ですよね。遠くまで照らしてくれるハイビームは魅力的ですが、常用は実は危険がいっぱい!一見安全に思えるハイビームが、なぜ危険なのか、詳しく解説していきます。

ハイビームのメリットは?

ハイビームは、ロービームよりも遠くまで照らしてくれるため、夜間の視界を確保し、安全運転に役立つ側面があります。特に、街灯が少ない暗い道路や、前方に障害物がある場合などは、ハイビームが威力を発揮します。

しかし、ハイビームの使いすぎは危険!

ハイビームは、対向車や前走車の運転手に眩しい光を浴びせ、視界を遮ってしまうため、非常に危険です。

具体的にどんなリスクがあるの?

  • 対向車の運転手を眩惑させる: 眩しさによって、対向車の運転手が一時的に視界を失い、ハンドル操作を誤る可能性があります。
  • 前走車のブレーキランプが見えなくなる: 前走車のブレーキランプが眩しさで確認できず、追突事故のリスクが高まります。
  • 周囲の状況把握が難しくなる: ハイビームは、自分の前だけを明るく照らすため、周囲の状況を把握しづらく、路肩や歩行者を見落とす可能性があります。
  • 道路交通法違反: 道路交通法では、対向車や前走車がいる場合は、ロービームに切り替えることが義務付けられています。違反した場合、反則金と点数の対象となります。

じゃあ、いつハイビームを使えばいいの?

  • 対向車がいない場合: 対向車がいない場合は、ハイビームを使用することができます。ただし、前走車がいる場合はロービームに切り替えましょう。
  • 前方の視界が悪い場合: 街灯が少ない暗い道路や、霧や雪など視界が悪い場合は、ロービームでは十分な視界が確保できないため、ハイビームを使用することができます。ただし、対向車や前走車に注意し、状況に応じてロービームに切り替えるようにしましょう。

安全運転のためには、適切なライトを使い分けよう!

夜間の運転は、日中よりも危険が伴います。ハイビームは強力な味方ですが、使い方を間違えると危険な武器に。安全運転のためには、道路状況や周囲の状況に合わせて、適切なライトを使い分けることが大切です。

まとめ

  • ハイビームは、遠くまで照らしてくれるので、夜間の視界確保に役立ちます。
  • しかし、対向車や前走車の運転手を眩惑させ、事故のリスクを高める可能性があります。
  • 道路交通法では、対向車や前走車がいる場合はロービームに切り替えることが義務付けられています。
  • 安全運転のためには、状況に応じて適切なライトを使い分けましょう。