縁石にぶつけた違反点数は？

ドン！縁石にヒット！違反点数と事故後の対応、知っておくべきこと

運転中、うっかり縁石に乗り上げて「ドン！」という音にドキッとした経験、ありませんか？ 大したことはなさそうに見えても、実は放置すると大変なことになるかもしれません。今回は、縁石にぶつけた際の違反点数や、その後の対応について詳しく解説します。

縁石ヒットは物損事故！まずは警察へ連絡を

縁石にぶつかった衝撃で、タイヤが損傷したり、サスペンションに歪みが生じたり、最悪の場合、ボディが凹んでしまうこともあります。これは、立派な「物損事故」にあたります。

道路交通法第72条では、交通事故を起こした場合、運転者は警察への報告義務が定められています。つまり、縁石にぶつけた場合も、警察に連絡し、事故状況を報告しなければなりません。

「ちょっとぶつかっただけだから…」と安易に考えて放置してしまうと、道路交通法違反（報告義務違反）として罰せられる可能性があります。

違反点数は？警察への報告義務と点数の関係

では、警察に報告しなかった場合、違反点数はどうなるのでしょうか？ 報告義務違反の場合、一般的には違反点数1点が付加されます。さらに、事故の状況によっては、安全運転義務違反などの違反点数が加算される可能性もあります。

しかし、速やかに警察に連絡し、事故状況を適切に報告すれば、多くの場合、違反点数の加算は免除されます。 重要なのは、事故を隠蔽せず、誠実に対応することです。

警察への連絡以外に必要なこと

警察への連絡・報告以外にも、以下の点に注意しましょう。

• 車の状態を確認: タイヤのパンク、ホイールの歪み、サスペンションの損傷などがないか、細かくチェックしましょう。異常を感じたら、無理に走行せずにロードサービスを呼びましょう。
• 保険会社への連絡: 車両保険に加入している場合は、保険会社へ連絡し、今後の対応について相談しましょう。修理費用を保険でカバーできる場合があります。
• 修理業者への相談: 車に損傷が見られる場合は、早めに修理業者に見積もりを依頼し、修理の必要性を判断しましょう。放置すると、症状が悪化する可能性があります。

縁石ヒットを防ぐために

縁石への接触事故は、ちょっとした不注意で起こりやすいものです。日頃から以下の点に注意し、事故を未然に防ぎましょう。

• 運転姿勢を正す: 正しい運転姿勢を保ち、周囲の状況をしっかりと確認しましょう。
• 速度を落とす: 特に狭い道や駐車場では、速度を落として慎重に運転しましょう。
• ミラーを活用する: ドアミラーやバックミラーをこまめに確認し、周囲の状況を把握しましょう。
• 集中力を保つ: 運転中は、スマートフォンなどの操作は控え、運転に集中しましょう。

まとめ

縁石にぶつけた場合は、物損事故として警察への報告義務があります。速やかに警察に連絡することで、違反点数の加算を免除される可能性が高まります。また、車の状態を確認し、必要に応じて保険会社や修理業者に相談しましょう。日頃から安全運転を心がけ、縁石への接触事故を防ぎましょう。

この情報が、あなたの安全運転の一助となれば幸いです。