車にスマホをナビとして取り付けるのは違法ですか?

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スマホをカーナビとして利用するのは違法ではありません。ただし、取り付け方によっては法律に触れる可能性があります。道路交通法では、運転中の視界を妨げるような設置方法や、運転操作を阻害するような状態での使用は禁止されています。安全運転を妨げないように、適切な場所に固定することが重要です。

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スマホナビは合法?安全な取り付け方と注意点

スマホをカーナビとして利用する人が増えていますね。確かに、手軽に最新の地図情報が利用でき、渋滞情報もリアルタイムで把握できるなど、非常に便利です。しかし、スマホをナビとして使う上で、気になるのが「違法性」についてです。

結論から言うと、スマホをカーナビとして利用すること自体は違法ではありません。しかし、取り付け方や使用方法によっては、法律に触れる可能性があります。

何が問題?道路交通法との関係

道路交通法では、運転中の以下の行為を禁止しています。

  • 運転者の視野を妨げるような物の設置
  • 運転操作を阻害するような状態での機器の使用

つまり、スマホの取り付け位置がフロントガラスを大きく覆って視界を遮ったり、運転操作(ハンドル操作やギアチェンジなど)の邪魔になるような場所に設置したりすると、法律違反となる可能性があるのです。

安全な取り付け方のポイント

では、合法的に、そして安全にスマホをナビとして利用するにはどうすれば良いのでしょうか?以下のポイントを参考にしてください。

  1. 視界を妨げない位置に固定する: ダッシュボードの上や、エアコンの吹き出し口に取り付けるホルダーが一般的です。運転席からの視界を極力遮らないように、低い位置に設置するのがおすすめです。
  2. 運転操作の邪魔にならない位置に固定する: ハンドル操作やシフトチェンジの妨げにならないように、しっかりと固定しましょう。振動で外れてしまうような不安定なホルダーは危険です。
  3. 運転中にスマホを操作しない: ナビの設定や目的地の変更は、必ず停車してから行いましょう。運転中の操作は、わき見運転となり非常に危険です。
  4. 音声案内を積極的に活用する: スマホの音声案内機能を活用すれば、画面を見る回数を減らすことができます。
  5. 充電しながら使用する: 長時間ナビを利用する場合は、充電しながら使用しましょう。バッテリー切れを防ぐことができます。ただし、充電ケーブルが運転操作の邪魔にならないように注意が必要です。

特に注意したいケース

  • スマートフォンホルダーの吸盤が剥がれる: 長時間の日差しや気温の変化によって、吸盤が剥がれてしまうことがあります。定期的に吸盤の状態を確認し、必要であれば吸盤シートなどを利用して補強しましょう。
  • 走行中に落下する: ホルダーの固定が甘いと、走行中にスマホが落下してしまうことがあります。スマホやホルダーの取扱説明書をよく読み、確実に固定しましょう。
  • 運転に集中できなくなる: ナビの画面に気を取られすぎて、運転に集中できなくなるのは非常に危険です。周囲の状況を常に把握し、安全運転を心がけましょう。

まとめ

スマホをカーナビとして利用することは非常に便利ですが、安全運転を妨げるような使い方をすると、法律違反になる可能性があります。上記のポイントを参考に、安全で快適なドライブを楽しみましょう。