のぞみとひかりはどっちが早い?

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東海道新幹線の中で、東京~新大阪間を最も速く結ぶのは「のぞみ」です。次に速い「ひかり」は、のぞみよりも停車駅が多く、所要時間は約2時間50分程度です。

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のぞみとひかり、どっちが早い?新幹線選びの迷いを解消!

東海道新幹線を利用する際、必ず目にする「のぞみ」と「ひかり」。どちらに乗るのが目的地へ早く着けるのか、迷った経験はありませんか? 一般的に「のぞみの方が早い」というイメージはありますが、具体的にどのくらい違うのか、どんな場合に「ひかり」を選ぶべきなのか、詳しく解説します。

圧倒的な速さ、「のぞみ」の秘密

「のぞみ」が最速である理由は、主に以下の2点です。

  • 停車駅の少なさ: 「のぞみ」は、主要駅に絞って停車するため、停車時間が短く、加速・減速の回数も少ないです。これにより、効率的に速度を維持し、走行時間を短縮できます。
  • 最高速度: 東海道新幹線区間内での最高速度は、基本的にどの列車も同じですが、停車駅の少なさが結果的に平均速度を上げ、「のぞみ」の速さを際立たせています。

東京~新大阪間を例にとると、「のぞみ」の所要時間は約2時間30分。一方、「ひかり」は約2時間50分~3時間です。単純計算で約20~30分もの差があります。

「ひかり」を選ぶメリットとは?

「のぞみ」が圧倒的に早いのは確かですが、「ひかり」にも選ぶメリットはあります。

  • 停車駅の多様性: 「ひかり」は、「のぞみ」が通過する静岡や浜松、豊橋など、比較的利用者の多い駅にも停車します。これらの駅を目的地とする場合は、「のぞみ」に乗り換える手間が省け、直通で移動できます。
  • 比較的空いていることが多い: 「のぞみ」に比べて利用者が少ない傾向があるため、座席指定が取りやすく、ゆったりと過ごせる可能性が高まります。特に繁忙期は、「ひかり」の方が快適な移動になることもあります。
  • 料金は同じ: 「のぞみ」も「ひかり」も、指定席料金や乗車券の料金は同じです。そのため、停車駅や空席状況などを考慮して、より自分に合った列車を選ぶことができます。

賢い新幹線選びのポイント

結局、「のぞみ」と「ひかり」のどちらが良いかは、目的地や状況によって異なります。

  • とにかく早く目的地に着きたい場合: 「のぞみ」一択です。
  • 目的地の駅が「のぞみ」の停車駅ではない場合: 「ひかり」を検討しましょう。乗り換えの手間を考えると、所要時間が変わらない場合もあります。
  • ゆったりと移動したい場合: 「ひかり」の利用を検討してみましょう。特に繁忙期は、「のぞみ」の混雑を避けることができます。

予約前に、各列車の停車駅、所要時間、空席状況などを確認し、自分の旅行プランに最適な新幹線を選びましょう。駅や旅行代理店の窓口で相談するのも良いでしょう。

新幹線の選択は、単なる移動手段を選ぶだけでなく、旅の快適さを左右する重要な要素です。この記事が、あなたの新幹線選びの一助となれば幸いです。