30代2人以上世帯の貯蓄額はいくらですか？

30代2人以上世帯の貯蓄に関する実情

30代は、結婚や出産、住宅購入など人生の大きなイベントが集中する時期です。そのため、貯蓄に対する意識も高まる傾向にあります。

平均貯蓄額

総務省の家計調査（2021年）によると、30代の2人以上世帯の平均貯蓄額は次のとおりです。

• 預貯金のみ：約286万円
• その他の金融資産（投資信託、株式など）を含めると：約601万円

あくまでも平均値であり、収入や生活状況によって大きく異なることに注意が必要です。

預貯金以外の金融資産の割合

30代世帯では、預貯金以外の金融資産を保有する割合が高まっています。これは、投資に対する関心の高まりや、低金利環境による影響が考えられます。

2021年の家計調査では、30代の2人以上世帯の預貯金以外の金融資産保有割合は40.5%となっています。これは、2013年の26.5%と比べて大幅に上昇しています。

貯蓄と支出管理

30代世帯で貯蓄を増やすためには、計画的な貯蓄と支出管理が不可欠です。夫婦でしっかりと話し合い、収入と支出を見直して、無駄を省き貯蓄に回す仕組みを構築しましょう。

また、将来のライフイベント（出産、住宅購入など）を見据えた貯蓄計画も重要です。ライフイベントごとに目標金額を設定し、無理のない範囲でコツコツと貯蓄を行いましょう。