ICOCAを再発行したら残高はどうなりますか?

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ICOCAを再発行した場合、定期券やチャージ残額は新しいICOCAに引き継がれます。駅の窓口などで再設定手続きを行うことで、以前と同じようにICOCAを利用できるようになります。再発行されたICOCAを受け取る際に、忘れずに再設定を行いましょう。

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ICOCAを再発行!気になる残高と手続きのすべて

ICOCAを紛失したり、破損してしまったりした場合、再発行という選択肢があります。しかし、気になるのはチャージしていた残高や定期券の情報。せっかくチャージしたお金が無駄になってしまうのか、定期券を改めて購入する必要があるのか、不安になりますよね。この記事では、ICOCAを再発行した場合の残高の取り扱いや、再設定の手順について詳しく解説します。

紛失・破損しても大丈夫!残高は基本的に引き継げる

結論から言うと、ICOCAを再発行した場合、チャージされていた残高や定期券の情報は、原則として新しいICOCAに引き継がれます。これは、ICOCAがカード番号と紐づけられて管理されているためです。紛失や破損による再発行でも、そのカード番号の情報は保持されているので、新しいICOCAに引き継ぐことができるのです。

ただし、無記名式のICOCA(カード裏面に名前の記載がないICOCA)を紛失した場合、再発行はできません。無記名式のICOCAは、カード番号と個人情報が紐づけられていないため、紛失してしまうと残高や定期券の情報も一緒に失われてしまいます。ICOCAをよく利用する方は、記名式のICOCAを利用することをおすすめします。

再発行の手続きと必要なもの

ICOCAの再発行手続きは、主に以下の場所で行うことができます。

  • JR西日本の主な駅の窓口: ICOCAエリア内にあるJR西日本の駅で手続きが可能です。
  • 一部の私鉄やバス会社の窓口: ICOCAを導入している私鉄やバス会社でも、再発行手続きを受け付けている場合があります。事前に確認しておくと良いでしょう。

手続きの際には、以下のものが必要となります。

  • 本人確認書類: 運転免許証、パスポート、健康保険証など、本人確認ができるものが必要です。
  • ICOCA(破損の場合): 破損したICOCA本体が必要です。紛失の場合は不要です。
  • 再発行手数料: 再発行には手数料がかかります。金額は会社によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

再設定の手順:忘れずに必ず行おう!

再発行されたICOCAを受け取ったら、必ず「再設定」の手続きを行いましょう。この手続きをすることで、以前のICOCAの情報を新しいICOCAに引き継ぐことができます。再設定は、主に以下の場所で行うことができます。

  • 駅の自動券売機: ICOCAに対応している自動券売機で再設定が可能です。
  • 駅の窓口: 駅員さんに再設定をお願いすることもできます。

再設定の手順は、自動券売機の場合は画面の指示に従って進めば簡単に行うことができます。もし操作に不安がある場合は、駅員さんに尋ねてみましょう。

注意点:再発行までのタイムラグとデポジット

ICOCAを再発行するには、通常、数日間の時間を要します。この間、ICOCAは利用できなくなるため、代替の交通手段を確保しておく必要があります。また、ICOCAはデポジット(預かり金)として500円が含まれています。再発行の際には、このデポジットも新しいICOCAに引き継がれます。

まとめ:再発行で安心してICOCAを使い続けよう

ICOCAを紛失・破損してしまっても、再発行の手続きをすれば、チャージ残高や定期券の情報を引き継ぐことができます。紛失した場合は無記名式のICOCAは再発行できないため、記名式ICOCAの利用を検討しましょう。再発行の手続きと再設定を忘れずに行い、安心してICOCAを使い続けてください。もし不明な点があれば、ICOCAの公式サイトや駅員さんに問い合わせてみることをおすすめします。