オーケストラを日本語でなんという？

オーケストラの日本語名

日本語では、編成や演奏する楽曲によって、オーケストラを指す言葉が異なります。

1. 交響楽団（こうきょうがくだん）

• 交響曲を中心とした楽曲を演奏するオーケストラ
• 最も一般的なオーケストラの形態
• 大規模な編成で、弦楽器、管楽器、打楽器などを備えています

2. 管弦楽団（かんげんがくだん）

• 管楽器を中心とした楽曲を演奏するオーケストラ
• 管楽器を多く含む、交響楽団よりも小規模な編成
• 主に管楽器用の協奏曲や、オペラやバレエなどの伴奏を行います

3. 室内オーケストラ（しつないオーケストラ）

• 小規模な編成で、20人から40人程度の弦楽器を中心に構成されています。
• バロック音楽や古典派音楽の演奏に適しています。

4. オペラ管弦楽団（オペラかんげんがくだん）

• オペラの上演のために編成されたオーケストラ
• オペラの伴奏や序曲の演奏を行います。

5. フィルハーモニー管弦楽団（フィルハーモニーかんげんがくだん）

• 一般的に、高い音楽水準を有する大規模なオーケストラに用いられます。
• 交響曲や協奏曲を幅広く演奏します。

その他

• 合奏団（がっそうだん）：小規模なアンサンブルで、編成はばらばらです。
• オーケストリーナ（オーケストリーナ）：室内オーケストラよりもさらに小編成で、10人から20人程度です。
• シンフォニエッタ（シンフォニエッタ）：小型の交響楽団で、交響曲の演奏を想定して編成されています。

これらの名称は、オーケストラの編成や演奏内容によって使い分けられています。