クロッサムモリタとは何ですか？

肉と日本酒の聖域、会員制焼肉店「クロッサムモリタ」に迫る

東京・銀座の喧騒から少し離れた場所に、ひっそりと佇む隠れ家のような一軒家。そこには、美食家たちの間で話題沸騰中の会員制焼肉店「クロッサムモリタ」が存在する。オーナーシェフ・森田隼人氏が手がけるこの店は、従来の焼肉店のイメージを覆す、唯一無二の空間として注目を集めている。

「クロッサムモリタ」最大の特徴と言えるのが、”スタンディング焼肉”というスタイルだろう。一般的な焼肉店では考えられない、カウンターで立ちながら焼肉を楽しむという斬新な試みは、森田氏の「お客様同士、そしてお客様と私たちが、より近い距離で焼肉を楽しんでほしい」という想いから生まれた。

厳選された黒毛和牛を、部位ごとに最適な厚さにカットし、最高の状態で提供することにこだわる森田氏。カウンター越しに繰り広げられる、肉のプロフェッショナルによる華麗な手さばきや、焼き加減の説明にも熱が入る。立ち食いスタイルの気軽さとライブ感は、まるで本場スペインのバルのような高揚感を与えてくれるだろう。

そして、「クロッサムモリタ」のもう一つの顔、それは「日本酒と焼肉のペアリング」という、新たな境地を切り開いたパイオニアという側面だ。店内には、森田氏が厳選した全国各地の銘酒がずらりとラインナップ。芳醇な香りと深い味わいの日本酒は、上質な肉の旨みをさらに引き立て、至福のマリアージュを生み出す。森田氏自ら、それぞれの肉に合う日本酒を提案してくれるので、初心者でも安心してペアリングを楽しむことができるだろう。

完全会員制ということもあり、店内は常に上質な空気が漂い、特別な人と特別な時間を過ごすには最適な空間と言えるだろう。「クロッサムモリタ」は、単なる焼肉店ではなく、五感を刺激するエンターテイメント性に富んだ、大人のための社交場として、その存在感を増している。