日本から韓国にお酒を持ち込むには？

日本から韓国へお酒を持ち込む際の注意点：知っておくべきこと

韓国旅行で日本酒や焼酎など、日本のお酒を楽しみたいと思う方もいるでしょう。あるいは、韓国の友人や家族へのお土産として、日本のお酒を持って行きたいというケースもあるかもしれません。しかし、お酒の持ち込みにはルールがあり、事前に確認しておかないと税関で没収されたり、罰金が科せられたりする可能性もあります。

この記事では、日本から韓国へお酒を持ち込む際に知っておくべき重要なポイントをまとめました。単に「760mlの酒類を3本まで」という情報だけでなく、より詳しく、スムーズに持ち込むための注意点を解説します。

1. 持ち込み可能な量と年齢制限

まず、大原則として、18歳未満の方は韓国へお酒を持ち込むことはできません。これは韓国の法律で定められています。

18歳以上であれば、760ml以下の酒類を3本まで持ち込むことができます。この制限は、旅行者一人あたりの数量です。例えば、夫婦2人であれば、それぞれ3本ずつ、合計6本まで持ち込むことが可能です。

ここで注意したいのは、「760ml以下」という点です。760mlを少しでも超えるボトルは、3本以内であっても超過とみなされます。また、複数本を持ち込む場合、それぞれの容量を合計してオーバーしないように注意が必要です。

2. 酒税と申告

韓国へお酒を持ち込む場合、免税範囲を超える場合は酒税がかかります。免税範囲は上記で述べた通り、760ml以下の酒類3本までです。

免税範囲を超える場合は、税関で申告が必要です。申告せずに持ち込もうとした場合、税関で発見された際に罰金が科せられる可能性があります。正直に申告し、必要な税金を支払うようにしましょう。税率は、お酒の種類やアルコール度数によって異なります。詳しくは韓国税関のホームページで確認するか、税関職員に問い合わせるのが確実です。

3. 持ち込み方法と注意点

お酒は、機内持ち込みも預け荷物も可能です。ただし、機内持ち込みの場合、液体の持ち込み制限がありますので、100ml以下の容器に入れ、容量1リットル以下の透明な再封可能なプラスチック袋に入れる必要があります。

預け荷物にする場合は、破損を防ぐためにしっかりと梱包しましょう。特に瓶のお酒は、緩衝材で包み、衣類などで隙間を埋めるなど、丁寧に梱包することをおすすめします。

4. その他の注意点

• アルコール度数に注意: 極端にアルコール度数の高いお酒（例えば、度数の高いスピリタスなど）は、持ち込みが制限される場合があります。
• お酒の種類: 持ち込みが禁止されているお酒はありませんが、まれに珍しいお酒の場合、税関で成分について質問されることがあります。
• 税関申告書: 韓国に入国する際、税関申告書を記入する必要があります。お酒を持ち込む場合は、忘れずに申告欄に記入しましょう。

まとめ

日本から韓国へお酒を持ち込む際は、量、年齢制限、税金、持ち込み方法に注意が必要です。事前にしっかりと情報を確認し、ルールを守って、楽しい韓国旅行にしましょう。不明な点があれば、税関に問い合わせるのが最も確実です。