洋食のマナーで、ライスの食べ方は?

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洋食では、ライスはフォークで直接すくって食べます。フォークの背に載せるのはNGです。食べにくい場合は、ナイフで軽く押さえながらフォークですくいましょう。豆やコーンなどもフォークで食べます。
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洋食のマナー講座:意外と知らないライスの美しい食べ方

和食ではお茶碗を持ち上げて口に運ぶのがマナーですが、洋食ではスープ皿以外を持ち上げるのはNG。ライスも例外ではありません。しかし、平皿に盛られたライスをフォークだけで綺麗に見栄え良く食べるのは至難の業…と感じている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、知っておきたい洋食のライスの食べ方マナーについてご紹介します。

1. 基本はフォークの腹で優しくすくう

洋食では、基本的にすべての料理をフォークとナイフを使って食べます。ライスも例外ではなく、フォークの背ではなく、フォークの腹を使ってすくい上げるのが美しい食べ方です。

2. フォークの背を使うのはNG?

日本ではフォークの背にライスを載せて食べる光景も見られますが、これはマナー違反とされています。フォークの背は本来、料理を口に運ぶまでの「渡し舟」的な役割を果たすものであり、食べるためのものではありません。

3. 食べにくい時はナイフのサポートを

フォークだけでライスをすくうのが難しい場合は、ナイフを添えて食べましょう。ナイフの先をフォークの左側に添え、軽く押さえながらライスをフォークですくい上げます。この時、ナイフでライスを切るのではなく、あくまで補助的に使うように心がけてください。

4. 一口分の量を意識して

一度にたくさんの量を口に運ぶのは、洋食のマナーとしてNGです。フォークに一口分のライスを乗せるように心がけ、上品にいただきましょう。

5. 豆やコーンもフォークで

ライスと一緒に添えられていることが多い豆やコーンも、スプーンではなくフォークで食べます。フォークの腹で数粒ずつ、あるいはライスと一緒にすくい上げるようにして食べましょう。

6. 残ったご飯粒はどうする?

食事の最後に少しだけご飯粒が残ってしまうことはよくありますよね。そんな時は、パンをソースに浸して食べるように、残ったご飯粒をフォークで集めて、最後に綺麗にいただきましょう。

おわりに

一見難しそうに思える洋食のライスの食べ方も、少し意識するだけで美しく上品な所作になります。これらのマナーを参考に、自信を持って洋食を楽しんでみてくださいね。