マイナンバーカードがなくてもマイナンバーは確認できますか？

マイナンバーカードなしでもマイナンバーは確認可能！その方法と注意点

マイナンバー制度が始まってから、「マイナンバー」という言葉を耳にする機会は増えましたが、「マイナンバーカード」を持っていない場合、「自分のマイナンバーってどうやって確認すればいいんだろう？」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご安心ください。マイナンバーカードがなくても、マイナンバーを確認する方法はいくつか存在します。

1. 通知カードを確認する

マイナンバー制度開始時に、住民票のある住所に「通知カード」が郵送されました。この通知カードには、あなたのマイナンバーが記載されています。もし、お手元に通知カードがある場合は、それを見ることでマイナンバーを確認できます。

ただし、いくつか注意点があります。

• 通知カードは、住所・氏名等の記載事項に変更があった場合、原則として利用できません。 引っ越しや結婚などで記載事項が変更になっている場合は、後述する住民票の取得が必要になります。
• 通知カードは、身分証明書としては利用できません。 マイナンバーの確認と本人確認を同時に行う必要がある場合は、マイナンバーカードまたは、後述するマイナンバー入りの住民票と運転免許証などの本人確認書類が必要です。
• 通知カードは、2020年5月25日に廃止されました。 新規発行や再発行はできませんので、紛失には十分注意してください。

2. マイナンバー入りの住民票を取得する

住所地の市区町村役場で「マイナンバー入りの住民票」を取得することで、マイナンバーを確認できます。住民票の請求時には、本人確認書類が必要です。運転免許証、パスポート、健康保険証などを持参しましょう。

住民票を取得する際の注意点としては、以下の点が挙げられます。

• 手数料がかかります。 手数料は自治体によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
• 本人または同一世帯の家族以外が請求する場合は、委任状が必要です。
• マイナンバー入りの住民票は、マイナンバーの提示が必要な手続きでのみ使用するようにしましょう。 不必要にマイナンバーを他人に知られるリスクを避けるためです。

3. その他

上記以外にも、マイナンバーを確認できるケースがあります。

• 勤務先や金融機関から交付される源泉徴収票や支払調書に記載されている場合があります。
• マイナポータルで確認できます。 マイナポータルを利用するには、マイナンバーカードとICカードリーダライタ、もしくはマイナンバーカードに対応したスマートフォンが必要です。

まとめ

マイナンバーカードがなくても、通知カードや住民票の取得など、マイナンバーを確認する方法は複数存在します。それぞれの方法には注意点がありますので、上記の情報を参考に、ご自身にとって最適な方法でマイナンバーを確認するようにしてください。また、マイナンバーは個人情報の中でも特に重要な情報ですので、取り扱いには十分注意しましょう。