ヘアアイロンは国際線に持ち込み禁止ですか？

国際線にヘアアイロンは持ち込める？意外と知らない持ち込みルールと注意点

海外旅行の準備、楽しいけれど荷造りは意外と大変ですよね。特に女性にとって、ヘアアイロンは必需品。旅行先でもおしゃれを楽しみたい気持ちはよく分かります。しかし、「ヘアアイロンって国際線に持ち込めるの？」「預け荷物に入れれば大丈夫？」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ほとんどのヘアアイロンは国際線に持ち込みも預け入れも可能です。ですが、いくつか注意点があります。安全でスムーズな空の旅のため、しっかりと確認しておきましょう。

1. 電源方式による違い：コード式 vs. コードレス（充電式）

• コード式ヘアアイロン: 一般的な電源コードでコンセントに接続するタイプのヘアアイロンは、特に制限なく機内持ち込みも預け入れも可能です。
• コードレスヘアアイロン（充電式ヘアアイロン）： こちらは注意が必要です。コードレスヘアアイロンの多くはリチウム電池を使用しており、航空会社によってリチウム電池の取り扱いに関するルールが異なります。

2. コードレスヘアアイロンのリチウム電池の制限

リチウム電池は、種類や容量によって航空機内への持ち込み制限が設けられています。これは、リチウム電池が発熱・発火する可能性があるためです。

• 取り外し可能なリチウム電池: 取り外し可能なリチウム電池の場合は、電池本体を機内持ち込み手荷物として持ち込む必要があります。預け入れ荷物に入れることは禁止されています。
• 取り外し不可能なリチウム電池: 取り外し不可能なリチウム電池の場合は、航空会社によって対応が異なります。電池の容量（ワット時定格：Wh）を確認し、事前に航空会社に問い合わせるのが確実です。

3. 事前に航空会社への確認が重要

最も確実な方法は、利用する航空会社のウェブサイトを確認するか、直接問い合わせることです。航空会社によってルールが異なる場合があるため、事前に確認しておけば、空港で慌てたり、没収されたりするリスクを避けることができます。

問い合わせる際には、以下の情報を伝えるとスムーズです。

• ヘアアイロンの種類（コード式 or コードレス）
• コードレスヘアアイロンの場合は、電池の種類と容量（Wh）
• 利用する航空会社名と便名

4. 持ち込み時の注意点

• 機内持ち込みの場合: ヘアアイロンが完全に冷えていることを確認してから、手荷物に入れるようにしましょう。万が一、発熱する可能性がある場合は、安全のために預け入れ荷物に入れることを検討してください。
• 預け入れの場合: ヘアアイロンが他の荷物と接触して破損しないように、タオルなどで保護してから梱包することをおすすめします。

5. 旅行先での電圧の違いにも注意！

海外で使用する際は、電圧が日本と異なる場合があります。対応していないヘアアイロンを使用すると、故障の原因になることがあります。旅行先の電圧を確認し、変圧器が必要かどうか確認しておきましょう。

これらのポイントを参考に、安全にヘアアイロンを国際線に持ち込み、旅先でも素敵なヘアスタイルを楽しんでくださいね。