韓国に日本から持ち込めないものは？

韓国への持ち込み禁止物：お土産選びで失敗しないための徹底ガイド

韓国旅行、楽しみですね！美味しい韓国料理や最新のコスメ、歴史的な観光地巡りなど、魅力的な要素がたくさんあります。しかし、せっかくのお土産選びも、持ち込み禁止物について知っておかないと、空港で没収されたり、最悪の場合、法的な問題に発展したりすることも。

この記事では、韓国への持ち込みが禁止されているものについて、詳しく解説します。インターネットでよく見かける情報に加え、具体的な事例や注意点も盛り込み、お土産選びで失敗しないための徹底ガイドとして、あなたの旅行をサポートします。

食品：美味しい誘惑の裏にある落とし穴

食品は、韓国への持ち込みが特に厳しい分野です。なぜなら、韓国国内の伝染病や病害虫の侵入を防ぐため、検疫が厳格に行われているからです。

• 肉製品全般： 生肉はもちろん、ハム、ソーセージ、ジャーキー、肉エキスを含む加工品も原則として持ち込み禁止です。真空パックされたものでも、成分表示に肉由来のものが含まれていれば没収される可能性があります。
  • 注意点： レトルト食品やカップラーメンなどにも、肉エキスが含まれている場合があります。成分表示をしっかり確認しましょう。
• 乳製品： 牛乳、チーズ、ヨーグルトなども持ち込み禁止です。
  • 例外： 個包装された粉ミルクや、厳重に密封されたベビーフードは、場合によっては持ち込みが認められることがあります。しかし、税関職員の判断に委ねられるため、事前に確認することをおすすめします。
• 生鮮食品： 果物、野菜、種子なども、原則として持ち込み禁止です。
  • 注意点： お土産として人気の高い干し柿やドライフルーツも、植物検疫の対象となる場合があります。購入前に、持ち込みが可能かどうか販売店に確認しましょう。

危険物：安全な旅行のために

銃刀剣類や麻薬類は当然持ち込み禁止ですが、意外なものが危険物として扱われることもあります。

• 高圧ガスを使用したスプレー缶： ヘアスプレー、殺虫剤、制汗スプレーなどは、引火性があるため、航空法によって持ち込みが制限されています。
  • 注意点： 国際線の場合、100mlを超える液体物の持ち込みは制限されています。スプレー缶も同様の扱いとなるため、預け入れ荷物に入れるか、現地で購入するようにしましょう。
• モバイルバッテリー： リチウムイオン電池を使用したモバイルバッテリーは、発火の危険性があるため、預け入れ荷物に入れることができません。必ず機内持ち込み荷物として、所定の方法で保管してください。
• 花火： 手持ち花火や打ち上げ花火など、すべての花火類は持ち込み禁止です。

その他：知っておくべき注意点

• 偽ブランド品： 知的財産権を侵害する商品は、没収されるだけでなく、処罰の対象となる可能性があります。
• わいせつ物： 韓国の法律に抵触するわいせつな書籍や映像などは、持ち込み禁止です。
• 絶滅危惧種の動植物： ワシントン条約によって保護されている動植物や、それらを加工した製品は、持ち込みが禁止されています。

万が一、持ち込み禁止物を持ってきてしまった場合

空港の税関カウンターで正直に申告しましょう。自己申告することで、罰則を軽減できる場合があります。

旅行前に必ず確認を！

この記事で紹介した以外にも、持ち込みが制限されているものがあります。旅行前に、韓国大使館または税関のウェブサイトで最新の情報を確認することをおすすめします。

楽しい韓国旅行にするために、持ち込み禁止物をしっかり確認し、スムーズな出国手続きを心がけましょう！