マイクのアクセス許可はどうやって設定する?

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Android端末でChromeのマイク設定を変更するには、アドレスバー右のメニューから「設定」に進み、「サイトの設定」で「マイク」を選択します。ここでマイクのオン/オフを切り替えられます。サイトごとに許可設定をカスタマイズすることも可能です。

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Android端末におけるマイクアクセス許可の設定:徹底解説

スマートフォンの普及に伴い、音声通話や音声入力、動画撮影など、マイクを使用する機会は飛躍的に増えました。Android端末では、プライバシー保護の観点から、アプリがマイクにアクセスできるかどうかをユーザーが細かく制御できます。本記事では、Android端末におけるマイクアクセス許可の設定方法を、具体的な手順と合わせて分かりやすく解説します。単なるChromeブラウザの設定だけでなく、Androidシステム全体でのマイク管理方法についても網羅的に説明します。

まず、Android端末のマイクアクセス許可は大きく分けて2種類あります。1つはシステムレベルでの許可、もう1つはアプリごとの許可です。

1.システムレベルでのマイクアクセス許可:

これは、端末全体のマイク使用を許可するか否かを決定する設定です。この設定をオフにすると、全てのアプリがマイクにアクセスできなくなります。緊急通話など、一部の機能は例外的に動作する可能性がありますが、基本的にはマイクを使用する全ての機能が利用できなくなります。

システムレベルでのマイクアクセス許可の設定方法は、端末の機種やAndroidバージョンによって多少異なりますが、一般的には以下の手順で行います。

  • 設定アプリを開く: ホーム画面やアプリドロワーから「設定」アプリを探してタップします。
  • アプリと通知 (または類似の項目) を選択: 設定アプリ内をスクロールし、「アプリと通知」や「アプリ」、「アプリ管理」といった項目を探します。名称は機種によって異なります。
  • アプリの権限 (または類似の項目) を選択: 「アプリと通知」の中に「アプリの権限」や「権限」といった項目があります。これをタップします。
  • マイクを選択: 表示される権限一覧から「マイク」を選択します。
  • マイクへのアクセスを許可するアプリを選択: ここで、各アプリがマイクにアクセスできるかどうかを個別に設定できます。全てのアプリに許可を与えたくない場合は、許可をオフにすることができます。

2.アプリごとのマイクアクセス許可:

システムレベルでマイクアクセスを許可していても、個々のアプリがマイクを使用する際に、改めて許可を求められる場合があります。この許可は、アプリが初めてマイクを使用しようとした際、またはアプリの設定でマイクアクセスを無効にした場合に表示されます。

このアプリごとの許可は、通常、アプリの使用中にポップアップで表示されます。「許可」をタップすることで、そのアプリがマイクを使用できるようになります。「拒否」をタップすると、そのアプリはマイクにアクセスできなくなります。既に許可を与えているアプリのマイクアクセスを無効にするには、以下の手順に従います。

  • 設定アプリを開く: 上記と同じ手順で設定アプリを開きます。
  • アプリと通知 (または類似の項目) を選択: 同上です。
  • 該当アプリを選択: マイクへのアクセスを無効にしたいアプリを探してタップします。
  • 権限 (または類似の項目) を選択: アプリ情報画面の中に「権限」や「許可」といった項目があります。これをタップします。
  • マイクの許可をオフにする: 「マイク」の項目を探し、許可をオフにします。

Chromeブラウザにおけるマイクアクセス許可:

Chromeブラウザは、上記システムレベルの許可とは別に、ウェブサイト毎にマイクへのアクセス許可を設定できます。これは、特定のウェブサイトにのみマイクの使用を許可したい場合に便利です。Chromeブラウザでの設定方法は、本文冒頭に記載されている通りです。

以上の方法で、Android端末におけるマイクアクセス許可を適切に設定し、プライバシーを保護しながら、アプリやウェブサイトを安全に利用することができるようになります。 不明な点があれば、端末のマニュアルを参照するか、製造元に問い合わせることをお勧めします。