「めんどくさい」を英語で言い換えると?

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「めんどくさい」は英語で Its a hassle と表現できます。これは、何かをするのに手間がかかる、面倒である、煩わしいといったニュアンスを表すフレーズです。よりカジュアルな場面では、Its a pain や What a drag なども使えます。

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「めんどくさい」を英語で表現!シチュエーション別の使い分けとニュアンス

日本語の「めんどくさい」は、日常生活で頻繁に使われる便利な言葉ですが、英語に直訳できる単語は存在しません。そのため、状況やニュアンスに合わせて様々な表現を使い分ける必要があります。この記事では、「めんどくさい」に相当する英語表現を、具体的な例文とともに掘り下げて解説します。

1. 手間がかかる、面倒な場合:

  • It’s a hassle: これは最も汎用性の高い表現の一つで、何かをするのに手間がかかる、煩わしいという意味合いを持ちます。

    • 例: “Dealing with customer complaints is such a hassle.” (顧客からのクレーム対応は本当にめんどくさい。)
    • 例: “It’s a hassle to go to the post office.” (郵便局に行くのはめんどくさい。)
  • It’s a pain (in the neck/butt): こちらはより口語的な表現で、少しイライラしたニュアンスが含まれます。

    • 例: “Filling out these forms is a pain in the neck!” (これらの書類に記入するのは本当にめんどくさい!)
    • 例: “Traffic is a pain in the butt during rush hour.” (ラッシュアワーの交通渋滞は本当にめんどくさい。)
  • It’s bothersome: ややフォーマルな印象を与える表現で、わずらわしい、邪魔だといった意味合いです。

    • 例: “The constant noise is very bothersome.” (絶え間ない騒音は本当にめんどくさい。)

2. 退屈でつまらない場合:

  • What a drag: 何かが退屈でつまらない、やる気が起きないといった感情を表します。特に若者の間でよく使われるカジュアルな表現です。

    • 例: “Doing the laundry is such a drag.” (洗濯をするのは本当にめんどくさい。)
    • 例: “That lecture was a total drag.” (あの講義は本当にめんどくさかった。)
  • It’s tedious: 単調で退屈な作業に対して使われることが多い表現です。

    • 例: “Data entry is a tedious task.” (データ入力はめんどくさい作業だ。)

3. 気乗りしない、気が進まない場合:

  • I can’t be bothered: これは「~する気になれない」「~するのが億劫だ」という意味合いです。

    • 例: “I can’t be bothered to cook tonight.” (今夜は料理するのめんどくさいな。)
    • 例: “I can’t be bothered to go to the gym today.” (今日はジムに行くのめんどくさいな。)
  • I don’t feel like it: こちらも「~する気分じゃない」「~する気になれない」という意味で、上記よりも少し柔らかい表現です。

    • 例: “I don’t feel like doing the dishes.” (皿洗いする気分じゃないな。)

ポイント:

  • 相手や状況に合わせて表現を使い分けることが重要です。
  • 口語的な表現は、親しい間柄での会話に適しています。
  • フォーマルな場面では、より丁寧な表現を選ぶようにしましょう。

「めんどくさい」は、単なる怠惰だけでなく、ストレスや疲労といった感情が隠れている場合もあります。英語で表現する際は、その背景にある感情も考慮することで、より的確な表現を選ぶことができるでしょう。このガイドが、あなたの英語表現の幅を広げる一助となれば幸いです。