オーストラリアの入国審査で英語が話せない場合はどうすればいいですか?

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英語ができない場合は、入国審査時に滞在先や学校書類を提示することで本人の確認が可能です。審査官はパスポートの顔写真と本人の照合後、入国スタンプを押印します。

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オーストラリア入国審査で英語が話せない場合、不安に感じるのは当然です。しかし、パニックになる必要はありません。英語力不足は入国拒否の理由にはなりません。大切なのは、必要な情報を明確に伝え、審査官との円滑なコミュニケーションを図ることです。以下、具体的な対策と心構えを説明します。

まず、英語が話せないことを事前に伝えましょう。入国審査官に近づき、「I don’t speak English well.」または「日本語を話せますか? (Nihongo o hanasemasuka?)」と伝えることが重要です。日本語を話す審査官がいる可能性は十分にあります。もし日本語を話す審査官がいなければ、簡単な英語と身振り手振り、そして事前に準備した書類を効果的に活用しましょう。

最も重要なのは、入国審査に必要な書類を完全に準備しておくことです。これにより、言葉の壁を大幅に軽減できます。具体的には、以下の書類を準備し、分かりやすいようにファイルにまとめておきましょう。

  • 有効なパスポート: これは必須です。パスポートの有効期限が十分にあることを確認し、必要に応じてコピーも用意しておきましょう。
  • ビザ(該当する場合): 観光ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザなど、滞在目的を証明するビザが必要です。ビザの原本とコピーを準備しましょう。ビザの種類によって必要な書類も異なるので、事前に移民局のウェブサイトで確認しましょう。
  • 航空券(往復券): オーストラリアを出国する予定が明確に示されている必要があります。
  • 宿泊施設の予約証明書: ホテル、ホステル、または滞在先の住所が記載された予約確認書が必要です。Airbnbなどの予約サイトの予約確認画面のプリントアウトでも構いません。親戚や知人の家に滞在する場合は、滞在先の住所と連絡先を記載した書類を用意しましょう。
  • 十分な資金の証明: 滞在費用を賄えるだけの資金があることを証明する書類です。クレジットカード、銀行の残高証明書、トラベラーズチェックなどが該当します。
  • 帰国予定の証明: 帰国便のチケット、または帰国の予定がわかる書類です。
  • 健康保険の証明書: オーストラリア滞在中の医療費をカバーする保険加入証明書が必要です。
  • 学生ビザの場合: 入学許可書、コースのスケジュール、学校からの入学許可証など。
  • ワーキングホリデービザの場合: ワーキングホリデービザの条件を満たしていることを証明する書類(例えば、既に仕事が決まっている場合は雇用契約書)。

これらの書類を英語で書かれたものに加えて、可能であれば日本語で書かれた書類も用意しておくと、万が一の際に役立ちます。審査官はパスポートの写真と本人の照合を必ず行いますので、落ち着いて対応しましょう。

もし、英語での質問が理解できない場合は、「I’m sorry, I don’t understand.」と伝え、丁寧に聞き返したり、書類を指さして説明を促したりしましょう。焦らず、落ち着いて対応することが大切です。 必要であれば、翻訳アプリを利用するのも有効です。しかし、翻訳アプリは補助的な手段であり、書類の準備が不十分な場合は助けにはなりません。

最終的には、準備の徹底が成功の鍵となります。十分な準備と落ち着きがあれば、英語が話せなくてもオーストラリア入国審査を無事に通過できるでしょう。心配な点は事前に移民局のウェブサイトで確認し、万全の準備をしておきましょう。

重要なのは、英語が話せないことを恥ずかしいことだと感じないで、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢です。審査官は、あなたの滞在目的が正当で、法律を遵守する意思があることを確認したいだけです。準備を万端にして、自信を持って入国審査に臨みましょう。