北陸新幹線のサンダーバードには自由席はありますか?

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北陸新幹線「サンダーバード」は全席指定席で、自由席はありません。福井-大阪間を指定席で利用する場合、運賃は7,290円です。これは、新幹線延伸前に比べて1,150円の値上げとなります。

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サンダーバード、北陸新幹線乗り入れで自由席はどうなる?全席指定の理由と料金変動について

北陸新幹線の延伸に伴い、特急「サンダーバード」の運行形態も大きく変わりました。特に気になるのは、これまで当たり前だった自由席の存在でしょう。結論から言うと、北陸新幹線に乗り入れるサンダーバードに自由席はありません。全席指定席となります。

これまで、サンダーバードは関西と北陸を結ぶ重要な足として、ビジネス利用や観光客に広く利用されてきました。自由席の存在は、気軽に利用できる点や、混雑時でも何とか乗車できる可能性を残す点で重宝されていた方も多いでしょう。しかし、新幹線延伸に伴い、サンダーバードは福井駅を境に運行系統が分断され、新幹線と接続する役割を担うことになりました。

なぜ全席指定席になったのでしょうか?

その理由はいくつか考えられます。

  • 新幹線との接続利便性向上: 新幹線との乗り換えをスムーズにするため、座席指定による乗車人数のコントロールが必要となります。これにより、指定席券を持たない乗客が乗り込むことによる混乱を避けることができます。
  • 座席管理の効率化: 全席指定席とすることで、JR側は座席の稼働率を最大限に高めることができ、収益の向上に繋がります。
  • 利用者の快適性向上: 指定席のみとすることで、乗車前から座席が確保されている安心感を提供し、より快適な移動体験を提供できます。

気になる料金の変化は?

記事に記載の通り、福井-大阪間を指定席で利用する場合、運賃は7,290円となり、新幹線延伸前に比べて1,150円の値上げとなります。これは、指定席料金の設定や、新幹線接続に伴う運行コストの増加などが影響していると考えられます。

値上げは利用者に負担増となりますが、全席指定席化による快適性向上や、新幹線との接続による移動時間の短縮といったメリットも考慮する必要があります。

今後の利用について

サンダーバードを利用する際は、事前に指定席券を購入する必要があります。JRの窓口やインターネット予約サービスを利用して、早めに予約することをおすすめします。特に、週末や連休などの混雑時は、早めの予約が必須となるでしょう。

自由席がなくなったことは残念ですが、全席指定席化によって、より快適でスムーズな移動が期待できます。今回の変更点と、料金の変化を理解した上で、今後のサンダーバードの利用を検討してみてはいかがでしょうか。