免税袋を開けてしまったらどうなる?

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免税袋開封後の物品は課税対象となります。使用済みであっても、開封・使用していなければ税関申告で免税が認められる可能性がありますが、開封済みで既に使用済みの場合は、免税基準額(5,000円)を下回っていても全品課税されます。 税関での確認は厳重に行われるため、注意が必要です。
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免税袋を開封してしまった後の対処法

海外渡航の際に購入した免税品は、未開封かつ未使用の状態であれば、税関での申告時に免税措置が適用されます。しかし、誤って開封してしまったり、使用してしまった場合は、どうすればよいか悩ましいところです。

免税袋開封後の取り扱い

免税袋を開封してしまった場合は、以下の点に注意が必要です。

  • 使用していない場合: 開封したものの、未使用であれば、税関申告時に免税申告をすることができます。ただし、税関での確認が厳しく行われますので、免税対象となるかどうかの判断は税関官の裁量に委ねられます。
  • 使用してしまった場合: 免税袋を開封して使用してしまった場合は、たとえ免税基準額(5,000円)を下回っていても、全品に対して課税対象となります。

税関での確認

税関では、免税品の確認が厳格に行われます。開封された免税品を発見した場合、免税申告の可否を判断するために、商品の種類、数量、購入金額などの情報を細かく確認されます。

対策

免税袋を開封してしまった場合は、以下の対策を検討してください。

  • 税関に申告する: 使用していない免税品は、税関に申告し、免税措置が適用されるかどうかを確認しましょう。
  • 課税を覚悟する: 開封して使用してしまった免税品は、全品課税されます。課税金額が免税基準額を上回らないか事前に確認しておくことが大切です。
  • 申告しない: 開封して使用してしまった免税品を申告せずに持ち込むことは脱税とみなされ、罰則を受ける可能性があります。

注意事項

免税対象となるのは、海外で購入した物品のみです。国内で購入した物品を免税申告することはできません。また、免税対象金額は、1人あたり5,000円までです。

免税袋を開封してしまった場合は、正しい対処法を理解し、税関の指示に従うことが重要です。不明な点があれば、税関職員に遠慮なく質問しましょう。