救急車呼ぶかどうか分かる症状は？

救急車を呼ぶべき兆候

緊急事態を認識し、迅速に行動することは、命を救う上で不可欠です。次に示す症状が認められた場合は、直ちに救急車を呼びましょう。

緊急性の高い兆候:

• 突然の意識障害: 応答がなく、話したり動いたりできない
• 激しい頭痛: 最悪の頭痛と表現され、急に発症し悪化する
• 呼吸困難: 呼吸が困難で、ゼーゼーしたり、あえいだりする
• 胸痛: 胸の圧迫感、絞扼感、または焼き灼けるような痛みがあり、数分以上続く場合
• 激しい腹痛: 急性の、激しくひどい腹痛
• けいれん発作: 体の制御不能な運動、意識喪失を伴う場合がある
• 意識不明: 応答がなく、話したり動いたりできない
• 重度の出血: 大量の出血が止まらず、圧迫しても効果がない場合
• 意識レベルの低下: 混乱、見当識障害、または適切な反応ができない
• 一方の顔面の麻痺や脱力: 顔の一方の半分が垂れ下がったり、脱力したりしている
• 激しいめまい: 立っているのが困難で、倒れる可能性がある
• 言葉の不明瞭さ: 言葉がはっきり話せず、単語が理解できない
• 激しい吐き気や嘔吐: 激しい吐き気や嘔吐が止まらず、脱水症を引き起こす可能性がある

その他の症状で状況に応じて救急車を呼ぶべき場合:

• 中程度の胸痛: 圧迫感、絞扼感、または焼き灼けるような痛みがあり、数分間持続
• 軽い意識障害: 混乱、見当識障害、または適切な反応が若干低下
• 嘔吐物が血が混じる: 嘔吐物が赤、茶色、または黒色で、胃出血や内出血を示している可能性がある
• 重度の腹痛: 持続的な、耐え難い腹痛
• 倦怠感や脱力感: 日常活動を行えないほど著しい倦怠感や脱力感
• 高熱: 39.4度以上の発熱で、数日間持続
• 発疹: 発疹が急速に広がる、または痛みを伴う

救急車の到着を待つ間、落ち着いて指示に従い、患者を安全で快適に保ちましょう。これらの兆候に気づいたら、躊躇せずに救急車を呼び、命を救うために必要な医療介入を受けましょう。