軽症者が救急車を呼ぶ例は？

救急車を呼ぶべき軽症の症状

軽症であっても、以下の症状が現れた場合は、ためらわずに119番に通報して救急車を呼びましょう。

• 骨折の疑いがある場合：転倒などで痛みや腫れがある、骨が変形している場合
• 止まらない吐き気や嘔吐がある場合：脱水症状や電解質の異常につながる可能性があります
• 呼吸困難を感じる場合：胸痛、息切れ、呼吸が浅いなどの症状があれば、心臓発作や肺疾患などの重篤な問題が隠れている可能性があります
• 意識が朦朧としている場合：頭痛、めまい、錯乱などの症状がある場合は、脳卒中や低血糖などの緊急事態が疑われます
• 激しい腹痛がある場合：虫垂炎、胆石症などの急腹症の可能性があります
• 大量出血がある場合：外傷や内出血で、止血できない場合はショック状態に陥る可能性があります
• 自分では判断できない症状がある場合：自分の症状が軽症なのか重症なのか判断できない場合は、迷わず救急車を呼んでください

救急車を呼ぶ際の注意点

• 正確な住所と症状を119番に通報センターに伝えましょう。
• 119番センターからの指示に従い、冷静に行動してください。
• 救急車が到着するまで、患者の状態をモニタリングし、必要な処置を施しましょう（止血、嘔吐物の処理など）。