体温が40度だとどうなる？

体温が40度に上昇した場合の影響

体温が40度を超えると、身体は危険なレベルにまで達している可能性があります。ただし、直ちに脳や臓器に障害を引き起こすことはまれです。しかし、このような高熱が1週間も続けば、重篤な感染症の徴候である可能性があります。

一般的な症状

体温が40度を超えると、以下のような一般的な症状が見られます。

• 不機嫌感
• 反応の鈍化
• 脱水症状（のどが渇く、尿の出が悪い）
• 頭痛
• 筋痛
• 吐き気、嘔吐

危険な徴候

体温が40度の場合、以下の危険な徴候に注意することが重要です。

• 意識障害（混乱、ぼんやりしているなど）
• けいれん発作
• 発疹（特に赤い斑点や水疱がある場合）
• 呼吸困難
• 持続的な嘔吐や下痢

処置

体温が40度を超えた場合は、次の処置を講じてください。

• 冷やす： ぬるま湯の風呂かシャワーに入り、濡れた布を額、わきの下、鼠蹊部に当てて冷やします。
• 水分を補給する： 水分摂取量を増やし、脱水症状を防ぎます。
• 解熱剤を服用する： アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの解熱剤を服用します。
• 医療機関を受診する： 熱が1週間以上続いたり、危険な徴候が現れた場合は、医療機関を受診してください。

結論

体温が40度を超えると、身体には重大な影響を及ぼす可能性があります。ただし、直ちに脳や臓器に障害が出ることはまれです。高熱が持続したり、危険な徴候が現れた場合は、医療機関を受診することが重要です。適切な治療を受ければ、ほとんどの場合、体温は正常に戻り、合併症を回避できます。