ビックカメラJ-WESTカードのデメリットは?

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ビックカメラJ-WESTカードは、EX予約サービスが利用できる便利なカードです。ビックカメラでの買い物がお得になり、ビックポイント(11%)とWESTERポイント(0.5%)の2種類のポイントが同時に貯まります。普段からビックカメラを利用する方や、新幹線をよく利用する方におすすめです。

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ビックカメラJ-WESTカードは、JR西日本とビックカメラが提携したクレジットカードで、確かに利便性とポイント還元率の高さが魅力です。しかし、利用を検討する際には、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが重要です。

このカードのデメリットとしてまず挙げられるのは、年会費が発生する点です。初年度は無料ですが、2年目以降は524円(税込)かかります。年間を通して一度も利用しない場合、年会費が発生するだけのカードになってしまいます。

次に、ポイント還元率が条件によって変動するという点です。ビックカメラでの買い物では通常10%のビックポイントが貯まりますが、J-WESTカードのクレジット決済を利用すると、さらに1%のポイントが上乗せされ、合計11%となります。しかし、これはあくまでビックカメラでの買い物に限った話です。他の店舗での利用では、200円につき1円相当のWESTERポイントが貯まるのみで、ビックカメラほどお得感はありません。

さらに、EX予約サービスの利用には別途年会費がかかる場合があります。J-WESTカードに付帯する「e5489」サービスは、EX予約サービスとほぼ同様の機能を提供しますが、利用条件によっては年会費が発生する可能性があります。新幹線を頻繁に利用しない場合、EX予約サービスのためにカードを持つメリットは薄れるかもしれません。

また、ポイントの使い道が限定されるという点も考慮すべきです。ビックポイントはビックカメラでの買い物に、WESTERポイントはICOCAへのチャージやJR西日本の各種サービスに利用できます。これらのサービスをあまり利用しない場合、ポイントを有効活用できない可能性があります。

加えて、紛失・盗難時の手続きがやや煩雑になる可能性があります。ビックカメラカードとJ-WESTカードという2つの機能が1枚にまとまっているため、万が一紛失した場合、両方の窓口に連絡する必要があります。

最後に、審査基準がやや厳しいという声も聞かれます。これはあくまで口コミレベルの話ですが、一般的なクレジットカードと比較して、審査が厳しめに設定されている可能性も考慮に入れておくべきでしょう。

これらのデメリットを踏まえると、ビックカメラJ-WESTカードは、以下のような方にはあまりおすすめできません。

  • ビックカメラをあまり利用しない
  • 新幹線をほとんど利用しない
  • 年会費を払いたくない
  • ポイントの使い道が少ない
  • クレジットカードの利用頻度が低い

これらのデメリットを考慮し、ご自身のライフスタイルや利用頻度と照らし合わせて、カードの利用を検討することをおすすめします。メリットだけでなくデメリットも理解した上で、賢い選択をしましょう。