マイナンバーカードの裏面は見てはいけないのですか?

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マイナンバーカード裏面への記載は、法的に閲覧を禁じられていません。身分証明書提示時などに、表面と裏面を同時に見られても、マイナンバー法違反には該当しないとの見解が示されています。ただし、不用意な情報漏洩を防ぐため、カードの取り扱いには十分な注意が必要です。
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マイナンバーカードの裏面は見ても問題ないのか

マイナンバーカードは、個人番号を記載した重要な公的書類です。その扱いには注意が必要ですが、裏面を見ること自体は違法ではありません。

法的な規定

マイナンバー法では、マイナンバーカードの裏面に記載されている個人番号を不正に取得・利用することを禁じています。しかし、単に見ることについては制限がありません。

見られる場面

身分証明書として提示する際、表面と裏面を同時に見られる場合があるかもしれません。この場合でも、マイナンバー法違反には該当しません。

ただし、不要な情報漏洩を防ぐため、以下の点に注意が必要です。

  • 提示時は必要最低限の提示を
    表面に必要な情報があれば、裏面を見せる必要はありません。
  • 取り扱いは慎重に
    カードを紛失したり盗難されたりしないよう、適切に保管しましょう。
  • コピーや撮影は禁止
    個人番号記載欄を許可なくコピーしたり撮影したりすることは禁じられています。
  • 不用意な情報を載せない
    カードの裏面にメモやシールを貼らないようにしましょう。

記載内容は重要

マイナンバーカードの裏面には、次のような重要な情報が記載されています。

  • 顔写真
  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 有効期限

これらの情報は、本人確認や公的サービスの利用などに必要です。

注意すべき点

  • マイナンバーカードを他人に貸したり、譲渡したりしてはいけません。
  • 個人番号をSNSや不特定多数に公開するような行為は避けましょう。
  • カードの紛失や盗難に気付いた場合は、速やかに市区町村役場または警察に届け出ましょう。

適切な取り扱いによって、マイナンバーカードは個人を保護し、便利な公的サービスを提供する重要なツールになることができます。裏面の見方にも注意を払い、個人情報の漏洩を防ぎましょう。