マイナ保険証は旧姓のまま使えますか?

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マイナ保険証は、婚姻による氏名変更後も旧姓のまま使用できません。必ず氏名変更届を提出して氏名変更手続きを行い、新しい資格情報のお知らせを受け取ってください。旧姓のまま使用すると、保険医療サービスの利用に支障をきたす可能性がありますのでご注意ください。

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マイナ保険証、旧姓のまま使える? 婚姻後の氏名変更と保険診療における注意点

マイナ保険証の普及が進み、医療機関での受付もスムーズになってきましたが、結婚などによる氏名変更があった場合、「マイナ保険証は旧姓のまま使えるのか?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。結論から申し上げますと、マイナ保険証は、氏名変更後は旧姓のままでは使用できません。

なぜ、氏名変更が必要なのでしょうか?その理由は、保険診療の仕組みにあります。医療機関では、患者さんの情報を保険証に基づいて確認し、診療報酬を保険者に請求します。この際、保険証に記載されている氏名と、医療機関で登録されている情報が一致している必要があります。もし、氏名が異なると、保険診療を受けることができなかったり、手続きに手間取ったりする可能性があります。

では、具体的にどのような手続きが必要になるのでしょうか?

婚姻による氏名変更後のマイナ保険証の手続き:

  1. 健康保険組合または市区町村への氏名変更届の提出: 勤務先で加入している健康保険組合、または国民健康保険に加入している場合は、住所地の市区町村に氏名変更の手続きを行います。必要な書類や手続き方法は、各保険者によって異なるため、事前に確認することをおすすめします。

  2. マイナポータルでの情報更新(必要な場合): 健康保険組合によっては、マイナポータルでの情報更新が必要となる場合があります。保険者からの指示に従い、必要な手続きを行いましょう。

  3. 新しい資格情報のお知らせの受け取り: 氏名変更手続きが完了すると、新しい氏名が記載された保険証、または資格情報のお知らせが発行されます。マイナ保険証として利用するためには、この新しい資格情報がマイナポータルに登録されている必要があります。

注意点:

  • 旧姓のままマイナ保険証を使用した場合、医療機関での受付で本人確認ができない、または保険診療が受けられないなどのトラブルが発生する可能性があります。
  • 氏名変更の手続きには時間がかかる場合がありますので、早めに手続きを行うようにしましょう。
  • マイナポータルでの情報更新は、必ず新しい資格情報に基づいて行ってください。
  • ご不明な点があれば、加入している健康保険組合、または住所地の市区町村に問い合わせることをおすすめします。

マイナ保険証は、私たちの医療をより便利にするためのツールですが、常に最新の情報に更新しておくことが大切です。婚姻による氏名変更後は、必ず氏名変更の手続きを行い、新しい資格情報でマイナ保険証を利用するようにしましょう。これにより、安心して医療サービスを受けることができます。