自損事故を届け出ないとどうなる?

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自損事故を警察に届け出ないと、交通事故証明書が発行されません。この証明書は、保険金請求に必要な書類です。届け出を怠ると、保険金を受け取ることができなくなります。
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自損事故の届け出を怠るとどんな影響がありますか?

自損事故が発生した場合、警察への届け出は不可欠です。届け出を怠ると、さまざまな悪影響が生じます。

1. 交通事故証明書の発行がされない

自損事故を届け出ないと、警察は交通事故証明書を発行しません。この証明書は、保険金請求に必要不可欠な書類であり、自損事故の発生を証明する重要な証拠となります。

2. 保険金の受け取りが不可能に

交通事故証明書がない場合、保険会社は保険金を支払うことができません。自賠責保険であっても、任意保険であっても、届け出をして証明書が発行されなければ、保険金を受け取ることができません。

3. 過失割合が不利になる可能性

自損事故の場合、運転者の過失割合が100%と認定されることが一般的です。しかし、警察に届け出を行わないと、第三者による客観的な事実確認ができないため、過失割合が不当に増える可能性があります。

4. 修理代や治療費の負担

保険金が受け取れなければ、修理代や治療費は全額自己負担となります。自損事故は通常、高額な費用を伴うため、多額の損失を被ることになります。

5. 免許停止や罰則の可能性

自損事故の届け出を怠ると、道路交通法違反として、免許停止や罰金を科される可能性があります。警察で適切に調査が行われなければ、過失が認定されず、無罪処分を受けることも困難となります。

したがって、自損事故が発生した場合は、必ず警察に届け出る必要があります。届け出を怠ると、必要な証明書の発行や保険金の受け取りができず、多大な損失や処分を受ける可能性があります。