高熱で救急車を呼びたい場合は何度以上からですか?
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高熱による救急要請は、体温が39~40℃以上の場合を目安とすべきです。 しかし、体温だけでなく、意識障害、呼吸困難、強い倦怠感など、全身状態の悪化も重要な判断基準となります。単なる高熱でも、症状の悪化や持続時間を考慮し、躊躇せず救急車を要請することが大切です。
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高熱で救急車を呼ぶべき体温は?
発熱は、体が感染症や炎症などの異常に対する反応として、体温を上昇させるメカニズムです。一般的に、体温が38度以上になると発熱とみなされます。
しかし、高熱は単なる症状であり、救急車を呼ぶべきかどうかを判断する際の唯一の基準ではありません。以下に、高熱時に救急車を呼ぶべき目安となる体温と全身症状を示します。
体温の目安
- 39~40℃以上の場合:この体温になると、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。
全身症状の目安
- 意識障害:呼びかけや刺激に対する反応が鈍い、会話ができない、または混乱している。
- 呼吸困難:息苦しさ、呼吸が速くなる、呼吸音がゼーゼーするなどの呼吸困難がある。
- 強い倦怠感:日常生活を営むことができず、立ち上がるのも困難なほどの倦怠感がある。
- 持続的な高熱:24時間以上高熱が続いている。
上記の全身症状が伴っている場合、たとえ体温が39~40℃未満であっても、躊躇せず救急車を呼びましょう。
注意点
- 乳幼児や高齢者では、体温の上昇が遅れる傾向があります。そのため、これらの年齢層では、体温が38度台でも注意が必要です。
- 身内に熱性けいれんの既往がある場合は、38℃を超えた時点で救急車を要請しましょう。
- 発熱以外の症状がなくても、高熱が数日間持続している場合は、受診を検討してください。
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