熱が38度あるときは受診したほうがいいですか?

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一般的に、38度の熱がある場合、大人の場合は様子を見ることが多いですが、基礎疾患がある方や、症状が辛い場合は受診を検討してください。子供の場合は、年齢や普段の状態によって判断が異なります。ぐったりしている、水分が取れないなどの症状があれば、早めに受診しましょう。自己判断せずに、医療機関に相談することも重要です。
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38 度の熱、受診の目安は?

発熱は、体が細菌やウイルスなどの異物と戦っているサインです。一般的に、大人の場合、38 度の熱があっても、基礎疾患がなく、症状が軽い場合は様子を見ていても問題ありません。しかし、以下のような場合は受診を検討してください。

  • 38 度以上の熱が 3 日以上続く場合
  • 熱が下がったり上がったりを繰り返す場合
  • 倦怠感や頭痛が強い場合
  • 咳や鼻水などの風邪症状を伴う場合
  • 食欲不振や嘔吐がある場合
  • 基礎疾患(心臓病、糖尿病など)がある場合

子供の場合、38 度の熱が出たときの受診の目安は以下のように少し異なります。

  • 生後 3 か月未満の赤ちゃん:すぐに受診
  • 3 か月~ 6 か月未満の赤ちゃん:熱が 38.5 度以上の場合、または 38 度以上の熱が 1 日以上続く場合
  • 6 か月~ 1 歳未満の赤ちゃん:熱が 39 度以上の場合、または 38 度以上の熱が 2 日以上続く場合
  • 1 歳以上 5 歳未満の子供:熱が 39.5 度以上の場合、または 38.5 度以上の熱が 3 日以上続く場合
  • 5 歳以上の子供:熱が 40 度以上の場合、または 39 度以上の熱が 4 日以上続く場合

また、以下のような症状がある場合は、年齢に関係なく、早めに受診してください。

  • ぐったりしている
  • 水分が取れない
  • 呼吸が苦しい
  • 発疹がある
  • けいれんを起こした

自己判断せずに、医療機関に相談することが重要です。医師は症状や既往歴を総合的に判断し、適切な処置や検査を決定します。