熱が39度あるときはどうすればいいですか？

発熱39度のときの対応

発熱は、身体が感染や病気と戦っていることを示す一般的な反応です。しかし、39度の高熱になると、不快感や危険な合併症につながる可能性があります。

すべきこと:

• 安静と休息: 熱があるときは身体に負担をかけないようにし、安静にして十分な睡眠を取りましょう。
• 水分補給: 発熱中は大量の水分が失われます。水、スポーツドリンク、透明なスープなどで水分を十分に補給しましょう。
• 解熱剤の服用: アセトアミノフェン（タイレノールなど）やNSAID（イブプロフェン、ナプロキセンなど）などの解熱剤を服用して熱を下げることができます。ただし、アスピリンは18歳未満の子供には避けてください。
• 喉の痛みの緩和: 喉の痛みが伴う場合は、トラネキサム酸（トラネキサムなど）やNSAID（イブプロフェン、ナプロキセンなど）が有効です。
• 鼻の症状の緩和: 鼻水、鼻詰まりなどの鼻の症状がある場合は、抗ヒスタミン成分（ロラタジン、セチリジンなど）を含む薬が効果的です。
• ぬるま湯浴: ぬるま湯浴は熱を下げ、筋肉痛を和らげるのに役立ちます。
• 医療機関への相談: 熱が数日間続く場合、悪化する場合は、または発疹、嘔吐、頭痛などの他の症状を伴う場合は、医療機関に相談してください。

してはいけないこと:

• 無理をしない: 熱があるときは無理をせず、安静にしておきましょう。
• コーヒーやアルコールの摂取: カフェインやアルコールは脱水症状を悪化させます。
• 冷たい水シャワー: 冷たい水シャワーは一時的に熱を下げることはできますが、その後さらに熱を上げてしまう可能性があります。
• ビニール袋で包む: ビニール袋で体を包むと発汗が抑えられ、熱がこもってしまいます。
• 自己判断による抗生物質の服用: 抗生物質はウイルス性の感染症には効果がありません。医師の指示に従って服用しましょう。

発熱は通常、無害ですが、適切に対処することで不快感を軽減し、合併症を防ぐことができます。熱が持続したり悪化したりする場合は、必ず医師の診察を受けましょう。