「籍を入れる」は誤用ですか?

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「入籍しました」は、結婚報告で広く使われますが、正確には戸籍法上の手続きを指し、婚姻届提出とは意味が異なります。婚姻届の提出を「入籍」と表現するのは、慣習的に定着した用法と言えるでしょう。しかし、本来の「入籍」は、子の戸籍を親の戸籍に入れることを意味します。そのため、厳密には結婚報告には不適切な表現です。
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「籍を入れる」は誤用?

結婚報告で「入籍しました」というフレーズは広く使われていますが、正確には適切な表現ではありません。

本来の「入籍」の意味

戸籍法上の「入籍」とは、子の戸籍を親の戸籍に入れる手続きを指します。つまり、結婚とは直接関係ありません。

婚姻届の提出との違い

婚姻届の提出は、結婚の届出を行う手続きで、「入籍」とは異なります。入籍は婚姻届提出の後に行われるため、順番が異なります。

慣習的に定着した用法

「入籍」を婚姻届の提出と同義で使う表現は、慣習的に定着しています。しかし、厳密には誤用にあたります。

正確な表現

婚姻届の提出については、「婚姻届を提出しました」または「婚姻届けを提出して結婚しました」と表現するのが正確です。

まとめ

結婚報告で「入籍しました」と表現するのは、慣習的に定着した用法ですが、厳密には誤用です。正確な表現は「婚姻届を提出しました」または「婚姻届けを提出して結婚しました」です。