内祝いで送ってはいけないものは何ですか？

内祝い選びのタブー

内祝いは、お祝いに対して謝意を表す贈り物です。そのため、贈り物には相応の配慮が必要です。しかしながら、中には内祝いにふさわしくないものがあります。以下にその例を示します。

1. 縁起の悪いもの
縁起の悪いとされるものは、お祝いの雰囲気を損ないます。代表的な例には、櫛（苦を招く）、ハサミ（縁を切る）、万年筆（先が尖っているため縁を切る）、時計（「終（しまい）」を連想させる）などがあります。

2. 個性的すぎるもの
内祝いは、相手が好みかどうかを考えずに送るべきではありません。個性的すぎるものや趣味に偏ったものは、相手の好みに合わない可能性があります。

3. 現金・商品券
現金や商品券は、簡便なようですが、相手への配慮が足りません。また、お祝いの気持ちを伝えるのにふさわしい贈り物ではありません。

4. 安価すぎる・高価すぎるもの
内祝いは、お祝いに応じた相応のものを贈るのが大切です。安価すぎるものは軽んじられた印象を与え、高価すぎるものは相手に気を遣わせてしまいます。

5. メモリアルグッズ
メモリアルグッズは、お祝いではなくお悔やみで贈るものです。内祝いにメモリアルグッズを贈ると、相手を不快にさせてしまいます。

6. 下着や肌着
下着や肌着は、親しい間柄でなければ贈るべきではありません。内祝いの場ではふさわしくない贈り物です。

7. 履物
履物は、相手との「けじめ」を連想させるため、内祝いにふさわしくありません。

これらの点を考慮し、相手が喜んで受け取ってくれる、相応しい品物を内祝いに贈るようにしましょう。