結婚式 両親 挨拶回り どこまで?

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結婚式での両親の挨拶回りは、上席から始め、自分のゲスト、相手方のゲストへ順番に挨拶します。最後に両家の親族へ。料理提供のタイミングに配慮し、スムーズな進行を妨げないように、短時間で効率的に回りましょう。親族への挨拶は、席次表を確認しながら、丁寧に行いましょう。
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結婚式、人生における一大イベント。その準備は、新郎新婦だけでなく、両家の両親にとっても大きな負担となります。特に、当日の挨拶回りは、慣れないことばかりで、緊張と戸惑いを覚える方も多いのではないでしょうか。親御さんにとって、大切な我が子の晴れ舞台で、スムーズかつ丁寧な挨拶回りを済ませることは、大きな喜びであり、同時に大きな責任でもあります。では、具体的に結婚式での両親の挨拶回りは、どこまで行うべきなのでしょうか?

まず、挨拶回りの基本的な流れは、上席の方から始めることが一般的です。これは、敬意を表し、スムーズな流れを作るためです。具体的な順番としては、まず、新郎新婦双方の親族席の上席の方々、つまり、親族代表、年長者の方々から挨拶を始めます。 この際に、席次表を必ず確認しましょう。席次表には、ゲストの席順だけでなく、親族の続柄なども記載されている場合が多いので、誰に挨拶をするべきか迷うことはありません。

上席の方々への挨拶が終わった後、次は自分の親族のゲストへ挨拶を回ります。こちらは、比較的親しい方々が多いので、ややリラックスして、言葉を交わすこともできますが、あくまで丁寧な言葉遣いを心がけましょう。 ただ、全員とじっくりと話す時間はないことを理解しておきましょう。軽く会釈し、「本日はお祝いに来ていただきありがとうございます」といった簡単な言葉で十分です。 時間に余裕がない場合は、全員に挨拶することは難しく、優先順位をつけて回ることになります。例えば、親戚の中でも特に親しい方や、遠方から来てくださった方など、優先すべき方を絞り込むことが重要です。

次に、相手方の親族のゲストへ挨拶を回ります。こちらは、まだ親しくない方々も多いでしょう。しかし、新郎新婦の大切な人たちです。 同様に、丁寧な言葉遣いと笑顔を忘れずに、簡潔に挨拶を済ませましょう。 相手方の親戚への挨拶では、特に「本日は誠におめでとうございます」といった言葉が好ましいでしょう。

すべてのゲストへの挨拶が済んだ後、最後に両家の親族全員に挨拶をするのが一般的です。 ここで改めて、感謝の気持ちを伝える良い機会です。 「本日は本当にありがとうございました。おかげさまで盛況のうちに式を終えることができそうです」といった言葉を添えることで、感謝の気持ちがより伝わるでしょう。

挨拶回りの際には、料理提供のタイミングにも十分配慮することが大切です。食事が始まってから挨拶を回ると、ゲストの食事の邪魔をしてしまうことになります。料理の提供前に、効率よく挨拶を済ませることが、円滑な結婚式進行のためにも重要です。 時間配分を事前にシミュレーションし、スムーズに挨拶回りが終わるように段取りを組むことが、両親にとっての負担軽減にも繋がります。

最後に、重要なのは、挨拶の内容よりも、感謝の気持ちと笑顔です。完璧な挨拶回りを目指すのではなく、心からの感謝を伝えることを優先しましょう。 少しのハプニングがあっても、笑顔で対応すれば、ゲストも温かい気持ちになってくれるはずです。 大切なのは、形式にとらわれず、心から感謝の気持ちを伝えること。それが、結婚式での両親の挨拶回りの真髄と言えるでしょう。 この点を忘れずに、当日を迎えましょう。