英語でキレる表現は?

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英語で「キレる」は、状況に応じて様々な表現が使われますが、「blow up」は怒りが爆発する様子を的確に捉えています。 単なる「怒る」より強い感情、まるで爆発するような激しい怒りを表す際に効果的です。 より具体的な状況に合わせて、lose it, flip out, go ballisticなども選択肢として有効です。

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英語で「キレる」を表現する:怒りの種類と強度別フレーズ集

日本語の「キレる」は、単なる怒りを超えて、感情が爆発するような状態を表す言葉です。英語にも、状況や怒りの度合いによって様々な表現が存在します。ここでは、シチュエーションに合わせた表現をいくつかご紹介します。

1.怒りの爆発:Blow up, Lose it, Flip out, Go ballistic

  • Blow up: 怒りが爆発するイメージ。抑えていた感情が爆発的に噴き出す様子を表します。「He blew up at me for being late. (彼は私が遅刻したことにキレた。)」のように使われます。
  • Lose it: 理性を失い、感情をコントロールできなくなる状態。「I lost it when I saw the damage to my car. (車が壊れているのを見て、キレてしまった。)」のように、突発的な出来事に対して感情が爆発するニュアンスがあります。
  • Flip out: 取り乱したり、興奮したりする様子。軽いニュアンスから、深刻な状態まで幅広く使えます。「She flipped out when she heard the news. (彼女はニュースを聞いてキレた。)」のように、驚きや動揺が伴う場合にも適しています。
  • Go ballistic: 非常に激しい怒りを表します。文字通り「弾道ミサイルのように」という意味で、怒りが制御不能になるイメージです。「My boss went ballistic when he found out about the mistake. (上司はそのミスを知って、めちゃくちゃキレた。)」のように、会社の上司など目上の人が激怒する状況によく使われます。

2.我慢の限界:Snap, Reach the end of one’s rope

  • Snap: それまで我慢していたものが、プツンと切れるように怒り出す様子。「He snapped after his kids kept arguing. (子供たちがずっと言い争っていたので、彼はキレた。)」のように、積み重なった不満が爆発するイメージです。
  • Reach the end of one’s rope: もう限界、という状態。「I’m at the end of my rope with this project. (このプロジェクトにはもう限界だ。キレそうだ。)」のように、ストレスが限界に達し、感情が爆発寸前であることを表します。

3.冷静さを失う:Get mad, Get angry

  • Get mad / Get angry: これは最も一般的な「怒る」という意味ですが、状況によっては「キレる」に近いニュアンスになります。ただし、上記の表現よりも感情の強さは控えめです。「He got mad at me for spilling coffee on his shirt. (私が彼のシャツにコーヒーをこぼしたので、彼は怒った。)」のように、比較的軽い怒りや不満を表す際に適しています。

4.フォーマルな場面での表現:Become irate, Be outraged

  • Become irate: ややフォーマルな表現で、怒りをあらわにするという意味。「The customer became irate when he was told his flight was cancelled. (顧客はフライトがキャンセルされたと聞いて激怒した。)」のように、ビジネスシーンや公式な場で使われることが多いです。
  • Be outraged: 道徳的な怒りを表す場合に使われます。「People were outraged by the company’s unethical practices. (人々はその会社の非倫理的な行為に激怒した。)」のように、不正や不当な行為に対して、強い怒りや義憤を覚える状況で使われます。

これらの表現は、単に「怒る」よりも強い感情を表現する際に役立ちます。状況や相手との関係性、伝えたい感情の強さに応じて、適切な表現を選びましょう。