講師への謝礼のし袋の書き方は？

講師への謝礼のし袋の書き方

講師に謝礼を贈る際には、その謝意を適切に伝えるためにし袋に表書きを記入することが重要です。ここでは、し袋の書き方について手順を追って説明します。

1. 表書き

し袋の表書きには、「御礼」または「お礼」と一字で記するのが一般的です。感謝の気持ちを簡潔に表現する方法です。

特定の目的を強調したい場合は、以下のように明記できます。

• 講義料： 講師としての業務に対する対価であることを示す（源泉徴収が必要な場合）
• 謝金： 講義以外の活動に対する謝礼であることを示す
• 御礼金： 感謝の気持ちを伝えるのみで、金銭的な対価ではないことを示す

2. 金額

金額はし袋には記載しません。金額が分かるように別途メモを添えましょう。

3. 名目

し袋の上部に講師の名前を記入します。講師が敬称を希望している場合は、「様」を付け加えます。

4. 送り主

し袋の下部に、送り主の名前を記入します。複数人で謝礼を贈る場合は、代表者のみの記名で構いません。

5. 日付

し袋の右下に、謝礼を贈った日付を記入します。

例

• 講義料：
  • 表書き：御礼
  • 名目：○○様
  • 送り主：△△
  • 日付：令和◯年◯月◯日
• 謝金：
  • 表書き：謝金
  • 名目：○○先生
  • 送り主：学生一同
  • 日付：2023年3月15日

注意点

• し袋は白無地のものを選び、水引は紅白の蝶結びを使用します。
• 表書きは濃墨で丁寧に書きましょう。
• 金額は講師に負担がかからない範囲内で、相場を考慮して決めましょう。
• し袋を直接手渡すことが難しい場合は、郵送でも構いませんが、必ず追跡可能な方法で送りましょう。