ベトナム旅行にアイコスは使えますか?

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ベトナムでは、アイコスなどの電子タバコの持ち込みと使用が禁止されています。違反すると罰金または処罰を受ける可能性があります。

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ベトナム旅行、アイコスは連れて行ける?現地のタバコ事情と注意点

ベトナム旅行を計画中の方、特にアイコスユーザーの方にとって、現地のタバコ事情は気になるところでしょう。結論から言うと、ベトナムではアイコスを含む加熱式タバコ、電子タバコの持ち込み、使用、販売は原則禁止されています。

美しい景色、美味しい料理、活気あふれる文化に触れるベトナム旅行。しかし、タバコに関する法律は日本とは大きく異なります。うっかり持ち込んでしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も。快適な旅を楽しむためにも、ベトナムのタバコ事情をしっかりと理解しておきましょう。

ベトナムでは、2019年に施行された政令により、電子タバコは従来のタバコと同様に規制対象となりました。これは、健康への影響への懸念や若年層への普及防止を目的としたものです。そのため、アイコスだけでなく、グロー、プルームテックなどの加熱式タバコ、VAPEなどの電子タバコも全て規制の対象となります。

空港の税関で発見された場合、没収されるだけでなく、罰金が科せられる可能性があります。また、街中で使用しているところを見つかった場合も、同様に罰金の対象となるので注意が必要です。旅行中の貴重な時間とお金を無駄にしないためにも、アイコスは日本に置いていくのが賢明です。

では、紙巻タバコはどうでしょうか? 紙巻タバコはベトナムで購入、喫煙が可能ですが、指定された喫煙所以外での喫煙は禁止されています。レストランやカフェ、ホテルなど、多くの場所で屋内禁煙となっていますので、喫煙可能な場所を確認してから火をつけるようにしましょう。違反した場合、こちらも罰金の対象となります。

ベトナムでは、禁煙に対する意識が高まってきており、喫煙できる場所は年々減少傾向にあります。旅行中は、現地のルールやマナーを尊重することが大切です。喫煙所以外での喫煙は、周りの人に迷惑をかけるだけでなく、ベトナムの方々への配慮に欠ける行為とも捉えられかねません。

さらに、ベトナムのタバコは日本と比べて価格が安価です。免税範囲内であれば持ち込みも可能ですが、種類や銘柄は限られています。せっかくの旅行ですから、現地のタバコを試してみるのも一つの楽しみかもしれません。ただし、持ち帰りの際は免税範囲に注意しましょう。

ベトナム旅行を心から楽しむためには、事前の準備が不可欠です。タバコに関する規制は厳格化されているため、最新の情報を確認しておくことが重要です。大使館や領事館のウェブサイト、またはベトナム観光局のウェブサイトなどで、最新の情報をチェックすることをお勧めします。

最後に、タバコに限らず、海外旅行では現地の法律や文化を尊重することが大切です。楽しい思い出を作るためにも、ルールを守り、マナーに気を付けて、ベトナムの魅力を満喫しましょう。アイコスを置いていくのは少し寂しいかもしれませんが、快適でトラブルのない旅行のためには必要な選択と言えるでしょう。ベトナムの美しい風景、美味しい料理、そして温かい人々との出会いを、心ゆくまで楽しんでください。