どんなときに118番通報するのですか？

118番通報の必要性

118番は、海上における緊急事態を報告するための専用番号です。海上でのアクティビティを楽しむ際は、臨時のトラブルに備えて常にこの番号を認識しておくことが重要です。118番通報の必要性がある状況には、以下のようなものがあります。

緊急事態の発生

• 船舶の沈没、転覆
• 火災、爆発
• 乗船者の落水
• 負傷者や病人が発生した場合

危険が差し迫っている場合

• 不審船への遭遇
• 船舶の故障や操縦不能
• 悪天候による危険な状況
• 遭難の恐れがある場合

救助を必要とする場合

• 燃料切れ
• エンジントラブル
• 航行不能になった場合
• 漂流している場合

SOS信号の発信

• 船舶が遭難状態にあり、助けを必要としていることを他の船舶や沿岸局に知らせるために、国際的に認識されているSOS信号（モールス符号による「・・・－－・・・」）を送信する必要があります。

118番通報の手順

118番通報を行う際は、以下の手順に従ってください。

1. 落ち着いてください。パニックになると明確に伝えることが難しくなります。
2. 118番に電話してください。携帯電話または固定電話から発信できます。
3. 「私は海難です」と明確に伝えてください。
4. 船舶名と通報者の氏名を告げてください。
5. 現在地の正確な緯度と経度を知らせてください。
6. 発生した緊急事態の性質を簡潔に説明してください。
7. 負傷者や病人がいる場合は、人数と状態を知らせてください。
8. 救助を必要とする場合は、それを明確に告げてください。
9. 118番オペレーターの指示に従ってください。

118番通報を避けなければならない状況

118番は、緊急事態の報告専用です。以下の状況では、118番に電話しないでください。

• 航行上の質問やアドバイス
• 航海に関する一般的な情報
• 天気予報
• 船舶の登録や免許に関する問い合わせ

緊急事態が発生した場合、迅速かつ明確な118番通報を行うことが、救命につながる可能性があります。この番号を常に認識しておき、使用する際には適切な手順に従ってください。