マイナンバーカードは本人確認書類として使えない?

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マイナンバーカードは本人確認には使えません。番号確認はできますが、身分証明書としての利用は不可です。交付時に付属のケースで番号を隠す仕様のため、通常の手続きではケースに入れたまま使用します。

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マイナンバーカードは本人確認書類として使用できない

マイナンバーカードは、個人を識別するための番号を記載したカードであり、本来は個人情報保護のために作成されました。そのため、身分証明書としての使用は認められていません。

身分証明書として使えない理由

マイナンバーカードは、交付時に付属するケースに入れて使用するよう設計されています。ケースに入れたままだと、マイナンバーを含む番号部分が隠れるため、他人から見られて個人情報が漏洩するリスクがあります。

また、マイナンバーカードには写真が掲載されていません。そのため、顔写真と番号を照合して本人確認を行うことができません。

マイナンバーカードでできること

マイナンバーカードでは以下のことが可能です。

  • マイナンバーの確認
  • 公的給付金の受給
  • 健康保険証としての利用(一部医療機関のみ)
  • 一部の行政手続きのオンライン化

本人確認書類となるもの

運転免許証
パスポート
職員証
学生証(写真付き)

これらの書類には写真と住所などが記載されており、本人確認に適しています。マイナンバーカードを本人確認書類として使用したい場合は、これらの書類と併用する必要があることに注意してください。

今後の方針

政府では、マイナンバーカードの本人確認機能の強化を検討しています。具体的には、顔写真の追加やケースなしでの使用を可能にすることが検討されています。しかし、個人情報保護の観点から、実現までには時間がかかる可能性があります。

現在、マイナンバーカードを本人確認書類として使用することはできません。本人確認を必要とする手続きの際には、記載した他の書類をご利用ください。