信号待ちでNに入れるとなぜダメなのでしょうか?

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Nレンジに入れて信号待ちすると、エンジン回転数のみ上昇し、Dレンジへのシフトで急発進したり、坂道では後退する可能性があります。最悪の場合、後続車への衝突につながる危険性も。
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信号待ちでNレンジに入れてはいけない理由

信号待ちでNレンジ(ニュートラル)に入れることは、しばしば行われますが、実は推奨されません。これには、以下のような理由があります。

  • 急発進のリスク:Nレンジに入れたままブレーキを踏んでいると、エンジン回転数だけが上昇します。そのため、D(ドライブ)レンジに戻したときに十分なトルクが得られず、急発進する可能性があります。

  • 坂道での後退:坂道でNレンジに入れたままブレーキを踏んでいると、車体が後退する可能性があります。これは、車が坂の下に引っ張られる力がブレーキよりも強くなるためです。

  • 衝突のリスク:Nレンジに入れたままブレーキを踏んでいると、後続車から衝突される危険性が高くなります。これは、後続車がNレンジに入っていることを予測していないためです。

  • 燃費の悪化:Nレンジに入れたままブレーキを踏むと、エンジンがアイドル回転し続けます。これにより、燃費が悪化します。

  • トランスミッションへの負荷:Nレンジに入れたままブレーキを踏むことで、トランスミッションに負荷がかかります。これは、トランスミッションがエンジンとホイールの間の接続を維持しようとするためです。

適切な停止方法

安全かつ効率的に停止するには、以下の手順に従ってください。

  1. ブレーキペダルをゆっくりと踏んで、車を停止させます。
  2. 車が完全に停止したら、パーキングブレーキををかけます。
  3. シフトレバーをP(パーキング)レンジに入れます。

信号待ちでは、常にこの手順に従うことで、安全でトラブルのない停止を確保できます。