救急車を呼ぶべき体温は？

救急車を呼ぶべき体温とは？

救急車を呼ぶ必要がある体温の基準は、年齢やその他の症状によって異なります。

成人（18歳以上）

一般に、成人の場合、体温が 38℃を超えたら救急車を呼ぶことを検討すべきです。特に、熱に加えて以下の症状が見られる場合は、直ちに医療機関に連絡することが重要です。

• 意識レベルの低下
• 呼吸困難
• 激しい痛み
• 脱水症状（排尿が少なくなったり、尿の色が濃くなったりすること）
• 発疹（特に紫色や茶色の発疹）
• 悪寒戦慄

乳幼児（生後12か月未満）

乳幼児の場合、以下の体温が測定された場合は 直ちに救急車を呼ぶ必要があります。

• 生後1か月未満： 38℃以上
• 生後1か月から3か月： 39℃以上

高齢者（65歳以上）

高齢者では、体温が 37.8℃を超えたら救急車を呼ぶことを検討すべきです。高齢者は体が熱に敏感で、より低い体温でも深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

その他留意点

• 救急車を呼ぶ基準は、上記に記載した症状がない場合でも、個々の状況によって異なる場合があります。
• 熱に加えて、その他の症状や病歴がある場合は、医療機関に相談することが常に最善です。
• 救急車を呼ぶかどうかわからない場合は、医療機関に電話してアドバイスを求めてください。