体温は何度まで上がると死にますか？

体温上昇による死亡

人の体温は 通常 36.5～37.5 度 C の範囲にあります。体温が この範囲を超えると、深刻な健康上の問題が発生する可能性があります。

高温の危険性

体温が 41 度 C を超えると、タンパク質の変性や細胞の損傷が発生する可能性があります。この状態を熱射病と呼び、以下の症状が現れます。

• 頭痛
• 吐き気
• 嘔吐
• けいれん
• 意識の混濁

熱射病が治療されないと、多臓器不全や意識喪失、さらには死亡に至る可能性があります。

危険な体温

42 度 C を超える体温になると、致命的になります。この体温では、体内のタンパク質が急速に破壊され、以下の症状が現れます。

• 意識の消失
• 発作
• 心臓停止

治療

体温が 41 度 C を超えた場合は、直ちに医療機関を受診してください。治療法としては、次のものがあります。

• 冷水による冷却
• 点滴による脱水症状の改善
• 抗けいれん薬
• 酸素療法
• 心臓マッサージ（心停止の場合）

予防策

熱中症を予防するために、以下を心がけることが重要です。

• 暑い時期は水分を十分に補給する
• 涼しい場所にとどまり、直射日光を避ける
• 通気性の良い衣服を着用する
• 激しい運動は暑い時間帯を避ける