自転車は踏切の直前で一時停止しなくてはいけませんか?

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自転車は、踏切を通過する際、直前で必ず一時停止し、安全確認を行う必要があります。これは道路交通法で定められています。遮断機が降りていたり、警報機が鳴っている場合は、絶対に踏切内に進入してはいけません。

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自転車の踏切での一時停止義務

自転車は、踏切を通過する際には、直前で必ず一時停止し、安全確認を行わなければなりません。これは、道路交通法第34条および道路交通法施行令第12条に定められています。

義務の理由

自転車は、自動車よりも速度が遅く、停止距離が長くなります。そのため、踏切を通過する際には、遮断機や警報機が作動する前に十分な停止余裕を持って一時停止する必要があります。また、踏切内は視界が悪く、列車が接近していることに気づきにくい場合もあります。

一時停止の方法

自転車を一時停止する際には、以下の手順に従ってください。

  1. 踏切の手前に近づいたら、速度を落として徐行します。
  2. 遮断機や警報機に近づいたら、一時停止線を越えない位置で完全に停止します。
  3. 遮断機や警報機が作動していないか、列車が接近していないことを確認します。
  4. 安全が確認できたら、踏切内に進入します。

遮断機や警報機が作動している場合

遮断機が降りていたり、警報機が鳴っていた場合は、絶対に踏切内に進入してはいけません。待機スペースに停止し、遮断機が上がり、警報機が鳴り止むまで待ちます。

罰則

踏切で一時停止を怠ると、道路交通法違反となり、罰則が科せられます。違反した場合の罰則は以下のとおりです。

  • 普通自転車:反則金6,000円
  • 小型自動二輪車:反則金7,000円

安全な踏切通過のために

踏切を安全に通過するために、以下の点に注意しましょう。

  • 踏切に近づいたら、速度を落として徐行し、一時停止線の前に停止します。
  • 遮断機や警報機に十分な注意を払い、作動していないか、列車が接近していないことを確認します。
  • 踏切内では、周囲の安全に注意して走行します。
  • イヤホンやヘッドフォンを使用したり、スマートフォンを操作したりしながら踏切を通過するのはやめましょう。

踏切での一時停止を怠ると、重大な事故につながるおそれがあります。必ず道路交通法に従い、安全な踏切通過を心がけましょう。