救急車 一回いくら？

日本の救急車：費用と負担

日本では、国民皆保険制度のもと、救急車の利用は原則無料となっています。これは、救急体制の維持・改善に充てられる税収によって賄われているためです。したがって、1回あたりの救急出動には利用者に費用負担はありません。

ただし、救急車の要請が緊急性がないと判断された場合や、医療機関への搬送が不要と判断された場合は、利用者に一定額の費用が請求される場合があります。

1回あたりの救急出動にかかる費用

緊急性の高い救急出動にかかる1回あたりの費用は約4万5千円とされています。この費用には、以下が含まれます。

• 運搬費用
• 医療スタッフの費用
• 医薬品や医療機器の費用
• その他の諸経費

この費用は、救急車の出動や利用者への処置の内容によって変動することがあります。

非緊急救急出動の費用

非緊急救急出動の場合、利用者の居住する都道府県や市区町村によって費用が異なります。一般的に、以下の費用が請求される可能性があります。

• 運搬費用（1万円～3万円程度）
• 医療スタッフの費用（1万円～2万円程度）

費用請求のタイミング

緊急性の高い救急出動の場合、利用者に費用が請求されることはありません。

非緊急救急出動の場合、請求書は利用者の住所に郵送されます。支払期限は、通常2週間から1ヶ月程度です。

支払い方法

請求書に記載された振込先口座に振り込みが必要です。

免除や減免

一定の要件を満たす場合、費用が免除または減免されることがあります。詳しくは、居住する都道府県や市区町村の担当部署にお問い合わせください。