世界遺産のフォンニャ=ケバン国立公園。ベトナム中北部に広がる8万ヘクタール以上の広大な自然公園です。手つかずの地域も多く、この一帯はおよそ4億年前に形成されたカルスト地形と言われています。石灰岩でできた大地が何十万年と月日を経て海水や雨水で侵食されていき、現在では大きな河川や300を超える大小の鍾乳洞が確認されています。これら鍾乳洞はおよそ2億年前にできたと言われているから驚きです。今回紹介するフォンニャ洞窟も国立公園内にある世界遺産の洞穴となります。
ベトナムにおける最大級の規模を誇る世界遺産「フォンニャケバン国立公園」。広大な面積を誇る自然公園の中には、300以上の洞窟があり、いまだ発掘調査中となっています。今回ご紹介する「フォンニャ洞窟」は、現在公開されている洞窟の中では最長を誇る鍾乳洞。
ベトナム中部のクアンビン省にあるフォンニャ=ケバン国立公園には、世界で最も美しいとされる洞窟があります。その美しさ、規模の大きさなどから2003年には、ベトナムで5番目となる世界遺産にも登録されています