フォンニャ洞窟の前夜祭。クアンビン省ドンホイで1日観光
フォンニャ洞窟のあるフォンニャケバン国立公園は、ベトナム中北部のクアンビン省という地域にあります。そのクアンビン省はダナンから6時間、フエから3時間かかるため、フォンニャケバンに行く前にドンホイという町に立ち寄るのが一般的となっています。
そこで、今回はドンホイの町散策をしてみたいと思います。
ダナン、フエ、そしてドンホイに到着するころには、車窓から見える田舎風景もちょっと飽きてしまっている頃でしょう。しかしご安心ください。ドンホイは人口10万人、クアンナム省の省都(県庁所在地のようなもの)なので、省で最も都市化が進んでいます。
フォンニャケバンが世界遺産に正式に登録され2015年以降、ドンホイはフォンニャケバンから最も近い都市として認知度が上がり、さらに市街地に広がるドンホイのビーチは穴場の海水浴場として欧米人旅行者に注目されるようになりました。
ドンホイの市内観光の移動手段は、「タクシー」もしくは「レンタルバイク」となります。レンタルバイクは免許ないと警察に捕まることがあるので、自己責任となります。一方タクシーの注意点ですが、ドンホイの町中には流しのタクシーはほとんど走っていません。ですので、タクシーを捕まえるときは宿泊先のホテルからとなります。ホテルスタッフに呼んでもらうといいでしょう。また、1日使いたい場合はドライバーと交渉してチャーターするのもおすすめです。その場合もホテルスタッフに通訳してもらうといいでしょう。
フランス植民地、及びベトナム戦争でもクアンナム省は被害を被りました。前者ではフランス軍人が民間人を虐殺したミーチャック村虐殺、後者は現在観光スポットとなっている朽ち果てた教会(写真上)がその象徴。こちらは大半は破損していますが、これは米軍の爆撃を受けたものです。ドンホイ観光で多くの人が訪れます。
ドンホイの町の中心に建つ屋内市場の「ドンホイ市場」。2階建ての建物で、お店は市場の外にまで溢れています。屋内は日用雑貨と服飾品を扱うお店で占めていて、外は野菜や生鮮食品が売られています。ハノイやホーチミンと言った都会では、一般の現地人が買い物に行く市場と、業者が仕入れる卸売り市場は分けられていますが、ドンホイ市場では両者が混在しているため、朝から夜まで非常に賑やかです。
クアンナム省の名物は海鮮とバインクオンばバインベオ。フエの名物でもありますが、ドンホイで食べられるのは風味が異なるのが特徴。薄めたヌクマムダレにつけて食べるのが一般的です。それ以外にはブンティッヌンと呼ばれる、豚肉を添えた米粉麺が特別おいしいとベトナム人の間で話題になっています。
「クアンナム省で最も栄えている都市」、「近年リゾート開発が進んでいる町」となるドンホイですが、現時点ではまだインフラは不十分。例えば冷房の効いた小洒落たレストランなどはありませんので、食事は御覧のような、いわゆる町食堂で食べることとなります。もしそれが不安なら、市内にある4つ星5つ星ホテル内のレストランに行くといいでしょう。もちろん宿泊されていない部外者でも歓迎してくれます。
素朴なドンホイの町を1日観光
中北部のメインはもちろん世界遺産のフォンニャケバンですが、ドンホイをただ寝泊まりするだけで過ごしてしまうのはもったいありません。ドンホイもリゾート開発が着々と進む魅力的な都市なので、是非短い滞在時間を市内観光にあてていってください。