39度の熱は受診したほうがいいですか？

39度以上の発熱：受診が必要な状況

39度以上の発熱は、体が何らかの感染症や炎症と戦っていることを示す症状です。多くの場合は軽微な病気によるものですが、中には緊急の治療が必要な重篤な病気が隠れている場合もあります。

受診が必要な39度以上の発熱に関連する症状：

• 顔色が悪い
• 呼吸が速いまたは困難
• 意識がもうろうとしている
• 脱水症状を起こしている（口が乾燥している、尿が出ない）
• 発熱が24時間以上持続する
• 既往症がある（心臓病、糖尿病、免疫不全など）
• 乳幼児（体が小さく、発熱の影響を受けやすい）

受診が必要でない39度以上の発熱：

• 顔色が良く、呼吸も安定している
• 発熱が12時間以内で改善傾向にある

受診のタイミング：

39度以上の発熱で、受診が必要な症状がない場合は、かかりつけ医に24時間以内に連絡し、受診の予約を取りましょう。緊急性が高い場合は、救急医療機関を受診してください。

自己管理のヒント：

39度以上の発熱で受診が必要でない場合は、次の方法で症状を管理できます。

• 十分な水分を摂取する（水、スポーツドリンク、スープ）
• 解熱剤を服用する（アセトアミノフェンやイブプロフェン）
• ぬるま湯または冷たい水で体を拭く（氷水は避ける）
• 十分な睡眠を取る
• 発熱が長引くか、悪化したら受診する

39度以上の発熱は、軽視すべきではありません。受診が必要な症状がない場合でも、かかりつけ医と連絡を取り、適切な治療を受けることをお勧めします。