交通事故の110番と119番の違いは？

交通事故時の110番と119番、使い分けのポイント

110番通報の対象

• 人身事故（加害者・被害者双方が現場にいて、人身事故証明を必要としている場合）
• 車両の無断移動（盗難やいたずらなど）
• 負傷者がいない物損事故で過失に関する争いがある場合

119番通報の対象

• けが人が出ている事故
• 車両が炎上している、または発煙している場合
• 道路に燃料やオイルが流出している場合
• 車両が川や海に転落している場合

通報時の注意点

• 110番と119番を誤って通報しないこと
• 通報後は、必ず氏名と電話番号を伝えること
• 冷静かつ的確に状況を伝えること

事故発生時の対応

1. 安全確保: ハザードランプを点灯させ、安全な場所に駐車する。
2. 救護措置: けが人がいれば、応急処置を行う。
3. 110番または119番へ通報: 適切な番号へ通報し、正確な情報を伝える。
4. 現場保存: 車両の移動や痕跡の改ざんは行わない。
5. 警察または救急隊の到着まで待つ: 指示に従う。

適切な通報の大切さ

適切な緊急通報を行うことは、迅速な対応と事故処理の円滑化につながります。事故の際には、状況に応じて正しい番号を選択し、落ち着いて的確な情報を伝えることが重要です。