熱が38度以上あったらどうしたらいいですか？

38度以上の熱が出た際の対処法

38度以上の高熱が出ると、体の倦怠感や頭痛、関節痛といった症状に苦しめられることがあります。このような場合、適切な対処をすることで、症状の緩和や合併症の予防に役立てることができます。

軽度の発熱（38～39度）の場合

• 安静にして体を休める。
• 水分を十分に補給する。
• 軽い食事を摂る。
• ぬるめのシャワーを浴びる。
• 解熱剤を服用する（アセトアミノフェンやイブプロフェンなど）。

中等度の発熱（39～40度）の場合

• 軽度の発熱時の対処に加え、以下の対策を取る。
• 冷却シートや氷嚢で体を冷やす。
• 医師の指示に従い、適切な解熱剤を服用する。
• 医療機関を受診するかどうかを検討する。

重度の発熱（40度以上）の場合

• 直ちに医療機関を受診する。
• 救急車を呼ぶことも検討する。
• 高熱は命に関わる可能性があるため、自己判断はせず、医師の診察を受けることが不可欠です。

注意すべき症状

以下のような症状がみられる場合は、高熱による合併症が疑われ、速やかに医療機関を受診する必要があります。

• 3～4日間38度以上の高熱が続く。
• 41度を超える高熱が出る。
• 微熱でも5日間以上続く。
• 発熱に加えて、発疹、頭痛、嘔吐、下痢などの症状がある。
• 高熱が下がった後も、倦怠感や食欲不振が続く。

自己判断で解熱剤を服用したり、無理をして活動を続けたりしないことが重要です。発熱は単なる症状ではなく、根本的な病気のサインである可能性があります。発熱が続く場合は、医師の診察を受け、適切な治療を受けることが、症状の緩和と健康維持に不可欠です。