結婚したらいつから配偶者控除が受けられる？

結婚したら配偶者控除が受けられる時期

結婚すると、年末調整で税金が控除される配偶者控除を受けることができます。配偶者控除とは、所得税から一定額を控除できる制度で、結婚していることで得られる税金の優遇措置です。

控除を受けられる条件

配偶者控除を受けられる条件は、次のとおりです。

• 12月31日までに婚姻届を提出して正式に結婚していること
• 配偶者と別居していないこと
• 配偶者の総所得金額が130万円以下であること（給与所得のみの場合）

配偶者控除を受けられる時期

配偶者控除は、結婚した年の翌年から受けられます。つまり、12月31日までに結婚した場合は、翌年の所得税申告から配偶者控除を受けることができます。

受けられる控除額

配偶者控除を受けられる控除額は、年間で48万円（2023年分）です。

年末調整での手続き

年末調整で配偶者控除を受けるためには、会社に「配偶者控除申告書」を提出しなければなりません。この申告書には、配偶者の氏名、生年月日、総所得金額などを記入します。

注意

• 配偶者が扶養親族である場合は、配偶者控除を受けることができません。
• 配偶者が無職で収入がない場合は、配偶者控除を間接扶養として受けることができます。
• 配偶者控除には所得制限があり、配偶者の総所得金額が一定額を超えると控除額が減額されます。

まとめ

結婚すると、12月31日までに婚姻届を提出すれば、翌年から年末調整で配偶者控除が受けられます。配偶者控除は、年間48万円が所得税から控除されるため、税負担が軽減されます。配偶者控除は結婚後の税金対策として重要ですので、忘れずに手続きを行いましょう。