マイナンバーカードが読み取れなくなったらどうすればいいですか?

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マイナンバーカードのICチップが破損し読み取り不可になった場合、再発行が必要です。住民登録をしている市区町村の窓口で再発行の手続きについて相談してください。手続きには本人確認書類が必要になる場合があるので、事前に確認することをおすすめします。

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マイナンバーカードが読み取れなくなった!考えられる原因と対応策を徹底解説

せっかくマイナンバーカードを作ったのに、いざ使おうとしたら「読み取りエラー」…そんな経験はありませんか?マイナンバーカードが読み取れなくなる原因は様々で、一概にICチップの破損とは限りません。慌てず、以下の可能性を一つずつ確認してみましょう。

1. スマートフォンやICカードリーダーの問題

  • NFC機能の確認: スマートフォンで読み取る場合、NFC(近距離無線通信)機能が有効になっているか確認してください。設定画面からNFC機能をオンにすることで、カードを読み取れるようになることがあります。
  • 機種の対応状況: 一部のスマートフォンやICカードリーダーはマイナンバーカードに対応していない場合があります。使用している機器の仕様を確認し、対応機種であるか確認しましょう。また、対応機種であっても、OSのバージョンが古いために読み取れないケースも考えられます。OSを最新版にアップデートしてみてください。
  • ICカードリーダーの接触不良: ICカードリーダーを使用している場合は、カードとリーダーの接触不良が原因かもしれません。カードを抜き差ししたり、リーダーの電源を入れ直したりすることで改善する場合があります。
  • アプリケーションの不具合: マイナポータルアプリや、コンビニ交付サービスなど、マイナンバーカードを利用するアプリケーションの不具合も考えられます。アプリを再起動したり、最新バージョンにアップデートしたりすることで解決する可能性があります。

2. マイナンバーカードの状態

  • カードの汚れや傷: カード表面やICチップ部分に汚れや傷があると、読み取りが困難になることがあります。柔らかい布で丁寧に拭き取ってみてください。ただし、ICチップ部分はデリケートなので、強く擦らないように注意しましょう。
  • 有効期限切れ: マイナンバーカードには有効期限があります。有効期限が切れていないか確認しましょう。有効期限切れの場合は、更新手続きが必要です。
  • 暗証番号のロック: 暗証番号を規定回数以上間違えると、カードがロックされます。ロック解除のためには、住民登録のある市区町村の窓口で手続きが必要になります。

3. 環境の問題

  • 金属製のものの影響: マイナンバーカードを金属製のものの近くに置くと、電波が干渉して読み取りにくくなることがあります。カードの周囲に金属製のものが無いか確認しましょう。
  • 磁気の影響: 磁気の強い場所(スピーカーやテレビの近くなど)にカードを置くと、ICチップが破損する可能性があります。保管場所には注意しましょう。

それでも読み取れない場合は…

上記を全て試しても読み取りができない場合は、ICチップの破損が疑われます。その際は、住民登録をしている市区町村の窓口で再発行の手続きを行いましょう。

再発行手続きについて

再発行手続きには、以下のものが必要になる場合があります。

  • 本人確認書類: 運転免許証、パスポート、健康保険証など
  • マイナンバーカード(紛失・破損の場合)
  • 手数料(原則有料)

具体的な必要書類や手数料については、お住まいの市区町村の窓口に事前に確認することをおすすめします。

注意点: マイナンバーカードの再発行には時間がかかる場合があります。特に、確定申告や行政手続きなどで急ぎで必要な場合は、早めに手続きを行いましょう。

マイナンバーカードは、私たちの生活を便利にする大切なカードです。大切に保管し、上記のようなトラブルが発生した際は、冷静に対応しましょう。