結婚して苗字が変わった場合、年末調整はどうしたらいいですか？

苗字を変更した場合の年末調整

婚姻により苗字が変わった場合、年末調整はどのように行えばよいでしょうか？

申請書への記載

年末調整の申請書では、必ず戸籍上の正式な氏名、つまり婚姻後の新姓で記載してください。会社内で旧姓を使用している場合でも、公的書類である年末調整には新姓を記載することが重要です。旧姓を使用すると、税務処理に支障をきたす可能性がありますのでご注意ください。

変更届出済みの戸籍謄本

年末調整の手続きをスムーズに行うために、変更届出済みの戸籍謄本を用意しておくとよいでしょう。これにより、戸籍上の氏名の変更が確認され、手続きが円滑に進みます。

注意点

• 戸籍上の氏名が正しく申請書に記載されていることを確認してください。
• 旧姓を使用していると、源泉徴収票の内容と年末調整の申請書の内容が一致せず、税務処理に影響が出る可能性があります。
• 苗字が変わった後は、税務署など関係各所に住所や氏名の変更を届け出る必要があります。
• 疑問点や不明な点は、会社の人事担当者や税理士に相談することをおすすめします。